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ChatGPTに唯一できないこと



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。その後の就職活動が難航中。無職生活165日目を迎えた。(リンク⇨164日目の記事


エクセル、パワーポイント、動画、そしてコーディングもチャットGPTに話しかければできる時代が来て、それらを勉強する必要がなくなり、それよりも人間が的確な指示を出せるかが大切な時代になってきた。


その指示を出すのも、最初だけで、あとは勝手に、AIが一般的な答えを持ってきてくれてそれに従っていけばよい。これでは人間の思考力がどんどん衰えていく。


水道や、電気の修理、大工さんといった職業はすぐにはAIにとって代われないと言われているのは納得である。そんな中、もう一つChat GPTには置き換えられないことを経験したので、今日はそれを紹介する。


本日は中学生の息子の演劇の発表会があって鑑賞会に参加してきた。


そこはモザイクのカラフルなガラスから光が差したこじんまりとした100人も入ればいっぱいになってしまう学校のチャペルだった。舞台の大きさは6畳程度の1部屋サイズ。


そこで一クラス30人の生徒が7グループに分かれて、それぞれ7−10分程度の演劇を披露する。話の内容はイギリスのブラックアダーの残虐的な話や、アンデルセンの裸の王様などを披露した。


1つのグループが4−5人で構成されているので、出演者全員が何十行にも及ぶセリフを覚えて、大勢の前で大きな声を出して演技をした。


かなりの暗記力、人前で演技する勇気、そして場所の雰囲気を読む能力が必要とされ、クラス全員が見事にそれらを成し遂げた。


我が息子は、幼稚園の頃は母親から離れたくなくて何度も親同伴で授業を受けて親泣かせの子供だったが、本日見た息子は胸を貼って堂々としており、セリフも完璧に覚えて、大きな声が出ていて、話の流れと劇場の雰囲気を把握しながら、見事に成し遂げて、成長した息子を見て誇りに思えた。


この感動、そして息子の自信というのはChat GPTにお願いして聞いたところで何も生み出してくれない。そして、演技者同士が目と目を見ながら真剣にセリフを言い合う白熱感は

Chat GPTからでは伝わってこない。


Chat GPTができないこと、それは人間の真剣の眼差しである。


演技者同士で達成したあとは目を見ながら喜びを讃えていた姿に感動した。


演技を終えた息子の自信に満ち溢れた姿は、彼の将来への希望とつながり、両親への大きなサプライズとなった。


(終)


〜はる〜


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