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娘の中学受験 まずはシステムを理解する



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退社。その後の就職活動が難航中。無職生活163日目を迎えた。(リンク⇨162日目の記事


イギリスでは全国共通高校テストのようなGCSEというのが14ー16歳(年齢制限はないがYear11まで)の生徒に7科目またはそれ以上を受けるというのが、義務教育で必要とされている。


各中高一貫校(イギリスは7年生から13年生まで)は11年生までに受けるこのGCSEの点数を、その学校の生徒がどのぐらい良い成績をとるかでその学校の評価が全国的に発表される。


教育者たちは、学校の評判を良くして人気のある学校にしたいがために、GCSEに向けて、日々、生徒に勉強を教えるのに必死だ。


しかし、全員の生徒がGCSEという目標に向かって多くの科目を勉強して、良い点数をとるのは難しい。


小学校の時点で学習能力に徐々に差が出てきて、6年生になる時に中学受験を受けるか受けないかを決定する(実際は4年生ぐらいから準備が始まる)。


親御さんにとって中学受験を受けさせたい理由、それは . . .グラマースクールの生徒の方が全体的に見てGCSEで良い点数を取るからである。


地元の公立学校に行かせるとGCSEの点数が1〜9まである(9が最も良い評価)のだが、5、6が大勢で9を取るのは全生徒の5%とかになる。


それに比べて中学受験で合格させグラマースクール(無料の公立進学校)に通わせるとGCSE8、9を取る生徒が90%以上になり、数字だけ見ても学力の差が明らかなのである。


地元の公立学校に行ってそこで活躍する生徒もいるのでグラマースクールの方が良いとは、その生徒に合っているか合っていないかもあるので一概には言えない。グラマースクールに入っても、厳しい競争に精神的に参ってしまい脱落する子どもたちも多くいる。


しかし、親にとっては、大学まで進学させたいのであれば、とりあえずグラマースクールに行けるよう中学受験の準備をしておくのが妥当だ思ってしまう。


グラマースクールの試験に落ちて、私立の中学校に通わせれば似たような教育方針で進学が狙えるのだが、1学期120万円もするので年間360万円。これを7年間払い続けるのはかなり経済的に豊かでないと難しい。


娘の中学受験の準備が始まったわけだが、大学に行こうと行かまいと、とりあえずはグラマースクールに入って競争の場に立って欲しいと願う。


これからしばくは、受験テストが終わるまでは家庭内でも時間の使い方などでピリピリする日々が続く。


(終)


〜はる〜


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