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限られた魚で生きる 日本人を困らせる環境



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退社。その後の就職活動が難航中。無職生活160日目を迎えた。(リンク⇨159日目の記事


イギリスでは、魚を食べる文化が根付いているが、日本と同じ海に囲まれた島国ではあるものの、日本と比べると、一般的に食卓で並べられる魚の種類は若干少ないのかと思われる。


イギリスに住む料理が好きな日本人、お酒のつまみにこだわる日本人、いろんな日本人に会ってきたが、口を揃えていうのが「魚の種類が足らない!」と、小さい頃から魚ばかりを食べてきた我々にとって、イギリスのスーパーで売られている魚の種類の少ないことにがっかりする。


私はすっかり主夫になってスーパーマーケットで魚介類を探すのだが、料理が得意でない私でさえ、魚の種類が少なくて、たまに違う魚を食べたいなとも思う。


伝統的なフィッシュアンドチップスは揚げた魚(主にタラ)をフライドポテトと一緒に食べるが、味はいつも一緒であって、料理方法で味を変えるとかのこだわりはない。ファストフード店のように商店街などに立ち寄って買ってテイクアウトするのが主流だ。


スモークサーモンは人気で、クリームチーズとサンドイッチに挟んで食べる人が多い。ここ最近の値段の高騰で高級食と化してきている。


以下はイギリスのスーパーで購入可能な新鮮な魚と缶詰で購入可能な魚を表にまとめてみた。

新鮮な魚

缶詰の魚

​鮭 (Salmon)

マグロ(Tuna)

コダラ (Cod)

さば (Mackerel)

​ハドック (Haddock)

イワシ (Sardines)

プレーンホワイティング (Whiting)

イワシの塩漬け (Anchovies)

​ホッケ (Hake)

イカ (Squid)

​スズキ (Sea Bass)

鮭 (Salmon)

​鯛、真鯛 (Sea Bream)

キッパー (Kipper)

マグロ (Tuna)

ニシン(Sild)


イギリスのスーパーでさんまの缶詰を購入するのは一般的には難しい。さんまは日本を中心に一部の地域で一般的に食べられている魚であり、イギリスのスーパーでは一般的にはあまり取り扱われていないことが多い。ただし、一部の日本食専門店やアジア食材店などでさんまの缶詰を見つけることができるかもしれない。


ムール貝(Mussels): イギリスはムール貝の産地としても有名であり、スーパーで手に入ることがある。ムール貝はシーフードの一つで、スープやパスタなどで使われることが多い。


生だこがお肌にいいと聞いて早速調べたが、イギリスで生だこが買えるところはほとんどないそうだ。アジア食材店で見たという噂も聞いたが。


日本にいるとスーパーで買う2000円程度の刺身のセットは季節と場所によって変化はあるが、以下のようなのが定番で売っている。


  1. マグロ(鮪):赤身や中トロ、大トロなどの切り身。

  2. サケ(鮭):生のサケの切り身やサケの刺身の形態で販売。

  3. ヒラメ:刺身用に加工されたヒラメの切り身。

  4. シメサバ:刺身用に加工されたサバの切り身。

  5. タイ(鯛):新鮮なタイの切り身。

  6. ハマチ:ハマチの刺身。

  7. カニ:ボイルされたカニの足やカニの身。

  8. エビ:生のエビやボイルされたエビの刺身。

  9. イカ:新鮮なイカの切り身やイカの輪切り。

  10. タコ:新鮮なタコの切り身やタコの足。

イギリスでも手に入る魚はあるが、同じ刺身を用意すると値段は倍になると予想される。


イギリスに来ると刺身が恋しくなるが、イギリスのスーパーで買える限られた魚で日本人たちは、主夫の私も含めて頑張っている。


(終)


〜はる〜


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