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アラフィフ無職男性 一回止まってみた 



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退社。その後の就職活動が難航中。無職生活158日目を迎えた。(リンク⇨157日目の記事


子供たちの2週間の春休みが終わった。


イギリス特有の11月から2月にかけての暗黒の長い冬が終わり、春の訪れを感じるこの時期は気持ちが高揚して、過去10年、毎年のように必ずと言って良いほどイギリス国外に家族旅行をしていた。


仕事でお金を稼ぐのは旅行のためと思って、長期休暇以外はどこへも行かず、週末の国内旅行などはせずお金を貯めて、長期休暇にパーぁっと使うのが我が家のやり方であった。


このほうが子供の経験値を上げるためには効率的だと思いそれを続けていたのである。


しかし、今回はこのような状況で、近所のカフェですら行けない状況である。


そして今回の春休みには、家族4人で2週間在宅という試練が与えられた。


通常、朝の小学校への登校で、スクールラン(大人の同伴が必要とされている)をこなすのだが、それがなく、春休み中は午前8時ぐらいにゆっくりと起きる。


私が最初で子供たちはその後に起きてくる。


ゆっくりとした午前中が始まり、その後、子供たちは自分の部屋にこもっておもちゃで遊んだり、音楽の演奏をしたり、携帯電話で友達とチャットして過ごす。


その間、私は偏食の子供たちが食べられそうな昼食と夕食を考え、妻にも昨日とは違う料理を考える。


天気の良い日には家庭菜園の借用地に、大人はビールを持参、子供はキャンプ用のテントを持参で訪れ、野良仕事に励みながら、自然を楽しむ。


毎晩、夜6時ごろになると、家族4人が日割りで順番に好きな映画を選んで、興味があろうがなかろうが、全員で最後まで観る。


これで1日が終わる。


旅行に出かけると毎日が新しい発見で、それはそれでとても興味深いが、自分達の家で家族一緒に2週間過ごすのもそれなりに楽しい日々だった。


私の就職活動は続いているので、1日のうち、何時間はパソコンに向かって職探しをして現実に戻り、ストレスになる時があるが、それ以外は家族との時間を大切にできたのではないかと思う。


現役サラリーマンの時は1日でも無駄にしたくないと毎日仕事のことばかり考えていて、家族みんなで一緒に行動することに集中ができないことが多かった。旅行中でさえ仕事のことを考えていた。


しかし今は家族との時間に集中できる。


小学生の娘にとっては特にパパが一緒にいてくれると色々心強いのか、最近では笑顔も多く安定した様子がうかがえる。


無職になり働かなくて良い時間ができたおかげで、家族との時間に集中でき、家庭内が円滑に回るようになっているようだ。


今度、もし仕事に就いたら、家族との時間は今まで通りとはいかないものの、バランスを考えた生活ができるような気がする。


大切にしたい家族。仕事と家庭をうまく両立させていきたい。


(終)


〜はる〜


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