50歳で第2の人生を楽しむために、30代でやっておきたいこと5つ
- haruukjp
- 4 days ago
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アラフィフを迎えた今、自分のこれまでの人生を振り返って、「あの時こうしておけばよかったな」と思うことがいくつかあります。この記事では、私の独断と偏見で、「50歳からの人生をもっと自由に、楽しく生きるために30代でやっておくと良かったこと」を5つご紹介します。
1. 子育ては早めにスタートしておく
私は結婚も出産も興味があり、実際に家庭を持ちました。振り返ると、もっと早く子どもを持ってもよかったなと思っています。
たとえば、20代後半で子どもを持てば、50代には子どもが大学生や社会人になり、自分の時間が増えます。趣味に没頭したり、旅行に出たり、「自分の人生」にしっかり向き合う余裕ができます。
逆に、40代で子どもが生まれると、50代はまだ子育ての真っ只中。自分のやりたいことは、しばらくお預けになってしまいます。
2. 住宅ローンは早くから計画的に返す
家を買うのは多くの人にとって夢です。私もそうでしたが、ローンを組むなら金利の低い時期に、なるべく早く多く返しておくのがおすすめです。
たとえば、30代で住宅を購入し、低金利のうちに繰り上げ返済しておくと、50代にはローン残高がかなり軽くなり、金利が上昇しても慌てずに済みます。
「いつかマイホームを」と考えているなら、できるだけ早いタイミングで計画を立てることが大切です。
3. 好きなこと・趣味を細く長く続ける
社会人になると、仕事や子育てで忙しくなり、学生時代に打ち込んだ習い事やスポーツを辞めてしまう人も多いでしょう。ですが、できれば細くてもいいから続けておくことを強くおすすめします。
私の場合、学生時代に好きだったバスケットボールをやめてしまったのですが、今でも「あのとき続けていたらな」と思うことがあります。50代から始めるより、続けていた方が圧倒的に楽です。
また、30代で趣味を見つけておくと、将来の「生きがい」になります。登山やギター、陶芸、家庭菜園など、なんでもOK。「これがあるから人生楽しい」と思える何かを持っておくと、心の安定にもつながります。
4. 投資は若いうちから経験しておく
株式投資や資産運用というと難しそうですが、30代のうちに少額でいいので「投資経験」を積んでおくことが大切です。
私はもっと早くから投資の勉強をしておけばよかったと感じています。たとえば、月1万円だけでも、自分の好きな企業に投資することで、経済の仕組みに自然と関心が湧いてきますし、資産形成にもなります。
「失っても生活に支障がないお金」でコツコツやるのがコツ。若いうちなら、失敗してもやり直しがききますし、その経験が将来の大きな財産になります。
5. お酒との付き合い方をコントロールする
若い頃は、無理してお酒を飲んでしまう場面もあると思います。でも、お酒は「自分で飲み方をコントロールできる力」を30代のうちに身につけておくのがとても大事です。
例えば、週末ごとに飲み歩いていた私は、40代で健康診断に引っかかって大反省しました。健康を損なうだけでなく、二日酔いで仕事のパフォーマンスが落ちたり、お金の無駄遣いになることもあります。
必要以上に飲まない、人に合わせすぎない、酔っても理性を保つ訓練を早めにしておくと、年を重ねても「上手にお酒を楽しむ大人」になれます。
まとめ:30代の選択が、50代の自由を決める
50歳になって感じるのは「あの時の自分の決断が、今の自分の生活に直結している」ということ。
30代でやっておくといいと思うのは、以下の5つです:
子育てはなるべく早くスタート
住宅ローンは低金利のうちに多く返す
趣味を細くてもいいから続ける
投資を少額から始めてみる
お酒との付き合い方をコントロールする
いずれも、「老後の準備」というより、「これからの人生をもっと楽しむための土台」です。30代はまだまだ若く、選択肢も多い時期。自分らしい50代、そしてその先を迎えるために、今できることを一つずつやっていきましょう。
文:はる『ロンドン発・アラフィフ父のリスタートライフ』
ロンドン在住、アラフィフ世代の父が綴る、暮らしと学びと再構築の日々。海外での子育て、キャリアの再設計、日常に潜む哲学的な気づき――ただ前を向いて、自分らしい「これから」を丁寧に築くためのライフログです。
家族との暮らしを大切にしながら、自分自身の軸も柔軟にアップデートしていく。その過程で見えてきた気づきや工夫を、同じように変化の中にいる誰かに届けられたらと思っています。ロンドンの空の下から発信中。
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