小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり（当日）の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。その後の就職活動が難航中。無職生活１６４日目を迎えた。（リンク⇨１６３日目の記事）
イギリスに春が来て外での活動が多くなり、以前だったら、子どもたちとロンドンへ美術鑑賞へ出かけたり、郊外のお城を訪れて散歩を楽しんだりと、時間が許す限り、日帰り旅行を楽しんでいた。
天気予報を見ては「明日は晴れだ！出かけようか？」という会話が、週末にかけて交わされた。
しかし、今は、極貧生活のため移動すらできない。次の仕事が見つかるまでの時間稼ぎをするために、毎月赤字確定の我が家は１円も無駄にはできない。
今は時間が過ぎていくことで、お金を失っていく。
しかし、その中で唯一救いは、子どもたちの成長を見ることである。
上の中学生の息子は初の年度末テストに準備をしていて、家でテストに向けて自主学習をする様子などは今までにあまり見なかった。加えて、家の中の家事を手伝ってくれたりもして、大きく育った姿を見て感激した。
下の小学生の娘はパパが作る料理を試してみようと、偏食ながらも、一口食べてみる勇気はだんだんと備わってきた。お手伝いのお願いをしても、言い返すことが少なくなり、素直に言うことを聞いてくれることが多くなった。おそらくここ数ヶ月で、自分でいろんなことができると自信がついてきたのだと思う。
子どもたちの習い事は最低限の範囲で続けていて、楽しくこなしている。
パパが無職で苦しい最中でも、子どもたちは育っていく。まるで畑で育つ野菜のように。秋には大きく実って、それを食した時の嬉しさは、会社のストレスなど忘れさせ、最高の気持ちになれるように。
自分がやりたい趣味のゴルフができないのは辛いけど、それ以上に周りの安定した環境が私を勇気づけてくれる。
おかげさまで家族健康で、子供達が育っているので、今は就職活動に集中できる。これもありがたいこと。今日も健康な家族に感謝。
（終）
〜はる〜
最近の記事
いつも読んでくださり、ありがとうございます。コメントもお気軽にどうぞ～。ブログ村ランキングに参加しています。ぜひ右のわんこたんの応援クリックをよろしくお願いします➡️➡️➡️➡️➡️
私の読んだ本を時系列で紹介しています。こちらの➡️リンクからどうぞ！
Comments