アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活139日目を迎えた。(リンク⇨138日目の記事)
しれっと来るサブスク更新のメール. . .
無職の極貧生活を送っていると、あらゆる支払いに敏感になるようになり、働いていた頃にはあまり気にならなかった5〜10ポンドというサブスクの月額料金も厳しくチェックするようになった。
知らないうちに増えるサブスクだが、ある程度のコントロールを効かせて、可能な限り減らしていたつもりだった。
そんな時に訪れるのが年額料金で請求してくるサブスクサービス。1年も経つと、いつが更新で金額はいくらだったかといった詳細はすっかり忘れてしまっている。
まるでいきなり車で衝突事故でも起こして、余計な修理代を支払わせられるような気持ちに襲われる。
今回、やってきたのがAppleで使っているMicrosoft Office 365だ。これは書類が作成できるワードや、表計算ができるエクセル、そしてプレゼンテーション資料作成ができるパワーポイントといったアプリケーションをサブスクで提供している。
年間60ポンド必要となり、月々で計算すると5ポンド程度。当初は、月々5ポンドと計算すれば、ワードやエクセルを多く使いたいし、仕事以外でも色々活用できると思ったので、年次のサブスクであって継続する支払いであることは認識して、一括の支払いではなかったが購入してみた。
そしてこの4月にその更新がくる。
昔はワードやエクセルのアプリケーションを購入すれば一回の支払いで終了だったが、今は日々アプリケーションのアップデートがなされており、サブスクで支払う特権はそのアップデートされたワードやエクセルの最新のものを利用できるということだ。
私のように2言語を使い分ける者にとっては、ワードで英語を声を出して読んでくれるといった機能なども最近は付いてきて、書いてある文章を耳で英語が聞けるようになって、とても便利になった。
「サブスクっていいよなあ。やっぱりサブスクがないと生きていけないよな」と思わせるのが販売者の手口。そして気づかずに更新の日を迎える。
そしてサブスクサービス内で保存した書類などは、契約を解除すると消されてしまうので、保存も完全にサブスクサービスへ依存すると、完全に逃げられなくなるビジネスモデル。
ビジネスモデルとしては最高の方法。
「子供にゲームを長時間するな!」と言っても子供は親の目を盗んでゲームをする。ゲーム制作者もプレーヤーができるだけ長くゲームをやるようにプログラムを作成する。
我々大人もこういったサブスクのビジネスモデルにどっぷりハマって、ゲームから逃げられない子供たちとあまり変わらない。
そんな日々進化するマイクロソフトの製品を最新の状態で享受できる特権は嬉しいことではあるが、正直、私にとってワードやエクセルは、今のような無職の生活では、最低限のことをしてくれれば十分なような気がする。そう思うと、年次で支払うサブスクも必要ないのではと悩むところだ。
今回、4月に自動更新と請求がきたわけだが、一旦ここはキャンセルして、また職が見つかって支払いに多少の余裕ができたらサブスクを考えてみようと思う。
(終)
〜はる〜
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