
アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活137日目を迎えた。(リンク⇨136日目の記事)
朝の子供の学校の送迎が終わり、無職の私は、買い物に必要なものがあり、めったにこの時間には訪れない地元のハイストリート(商店街)に出かけた。
今は3月下旬のイギリス。夏時間が始まり、日が長くなり、半年にも及ぶ長い冬が終えようとしているこの時期、人々の顔には笑顔が多くなる。
そんな時期の月曜日の朝、私は一人ハイストリートを歩いていた。
朝9時過ぎの周りを見ると、夏時間開始に加えて、天気が良かったのもあり、カフェなどは朝のコーヒーを楽しむ人でいっぱいだった。
赤ん坊を連れたお母さん、犬の散歩のついでに寄った浮浪者っぽい人。年金生活を送っていそうな白髪のカップル。いつもの集まりなのか、だいぶお年を召した人たちのグループ、あきらかに月曜の朝に仕事をしていなそうな人ばかりがひとときの時間を楽しんでいる。
そこを無職の私が通り抜けると、私はとても切なく感じる。
彼らのような生活は羨ましいが、私にはまだやるべきことがある。
平日の午前中にハイストリートでコーヒーを飲んで楽しんでいる人たちを見ると、自分もこのまま無職でいいのかなと錯覚を起こしてしまう。しかし、そうではないのだ。仕事をして、幼い子供たちを養わなって行かなければならない。
「このまま無職でいいのかな」最近はこの言葉がちょっとよぎるが . . .
まだ活躍できると自分を信じ、あきらめてはいけない。
(終)
〜はる〜
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