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退職後の費用は5万9000ポンド



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活484日目を迎えた。(リンク⇨483日目の記事)


イギリスの物価上昇は想像を絶するものになっていて、中間層、貧困層にはもう外食は簡単にできなくなっている。


ある日本うどん店では、かけうどんが1杯5ポンド(950円)、具を乗せると10ポンド(1900円)である。


退職後の費用はここ1年で急激に上昇しており、夫婦が老後を快適に過ごすためには年間5万9000ポンドが必要と言われている。



退職後の独身者が日常の必需品に加えて、外食、休暇、観劇、車の購入を賄うための 43,100 ポンドの収入を達成するには、さらに懸命に貯蓄する必要がある。


退職後の生活水準に関する業界調査によると、これは1年前と比較して、夫婦では8.2パーセントまたは4,500ポンドの増加、個人では15.5パーセントまたは5,800ポンドの増加である。 年金・生涯貯蓄協会によると、費用の上昇はインフレと、パンデミック後におやつ代を払い、若い家族を経済的に助けたいという高齢者の欲求の両方が高まっていることが原因だという。


これでは一人の年金だけではもちろん賄えないし、68歳から(2044年以降)国民年金は週に最高203ポンドなので、2人合わせても406x4=1624ポンドで、毎月5000ポンドの収入は手が届かない。


残りの3400ポンドあまりを稼ぐには自分年金などを運用、または副業をしていくしかないのである。


急激なインフレがこのまま続くと我々の生活がますます貧しくなる。老後の費用対策は今から練っていかないといけない。


(終)


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