
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活192日目を迎えた。(リンク⇨191日目の記事)
「パパはいつになっても仕事が見つからないね」と言われながらも、私は子供の成長には時間とお金を惜しまず無職になってからも子育てと子供への投資を頑張っている。
習い事を4つこなす息子と、11個こなす娘は、私が12月以降無職にもかかわらず、1−3月の期間は通常通りに授業料を支払って通ってもらった。
しかし、4月になり、私の仕事が引き続き決まらないので、それぞれ、一つずつ減らしてもらって、3個と10個になった。
その中で、2人とも共通している活動がある。それは楽器の演奏だ。お互いそれぞれ2種類の楽器を演奏するのだが、年間を通しても、音楽のレッスンが一番費用がかかり、習い事総費用の半分が楽器関連だ。
今後、無職のまま楽器の習い事にはお金をかけられないと思い、この4月から諦めようとしていたところ、音楽学校の校長先生から連絡があった。娘が奨学金の対象に選ばれたということだった。まだ選考の段階だが、今まで推薦されて却下された話はないというので、ほぼ決定であるということだ。奨学金がもらえると音楽学校での授業料が4年間ほぼ無料で受けられることになる。
正直、私の仕事が4月になっても見つかっていなかったら、子供たちの楽器は諦めようと相談していたところだったが、子供たちが楽しそうに楽器を演奏しているので、もう1学期、我々の貯金を削って音楽学校に通わせたところ、今回の朗報の結果となった。
実際に娘が現金を我が家に持ってくるわけではないが、音楽学校で活動できる機会を買えるという点で、親にとっては我が家にお金をもたらしてくれたも同然、娘よ、よくやった!と褒めてあげたい。
家ではあまり練習している様子がなかったのだが、娘なりに現場では最高のパフォーマンスを見せていたのだと感心した。
このニュースが我が家に飛び込んでから、娘は、家で定期的に練習するようになり、私が今まで聞いたことないような曲も演奏できてて、正直驚いた。どこで練習したのだろう?と。
とにかく、子供たちが音楽を続けられることに感謝、この春の我が家の最も大きなニュースとなった。
(終)
〜はる〜
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