小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活299日目を迎えた。(リンク⇨298日目の記事)
私は結婚して子供が2人いて、子育てに奮闘しているわけだが、特に私たち親戚が近くにいない移民にとっては、親のどちらかが仕事をすることを辞めて子供の面倒を見なければならないので、経済的にも辛くなってくる。
先進国で進む少子化が問題視されているが、高騰する子供の教育費や、上がらない賃金、親戚からのサポートを受けられないなどを踏まえると、わざわざ結婚して子供を作って辛い思いをしないでもいいのではと考える人も出てきてもおかしくないと思う。
実際に子供の給食費は去年、食堂で買うチリビーフライスが1.5ポンドだったのが、今年は2.5ポンドに上昇している。60%の上昇だ。
これでは子育てをする中、自分の賃金は上がらないのに、子供の養育費が上がっていくばかりで、可処分所得がへり、生活の質が下がる一方である。
成長する子供は服や靴の買い替えも頻繁に起きる。
9月から新学期が始まり、夏休みを経て体も一段と大きくなった子供たちは新しい学校着を求める。
本日もその買い物で100ポンド使った。
子供の靴は35ポンド、セーターで15ポンドと、円に換算すると単価は2500円からといったところだ。日本の30年給料の変わらないデフレを考えると30年まの自分の頃は500円〜1000円で色んなものが買えたような気もするが、それが今の子供たちは2500円以上出さないと学校着が買えない。
経済的に苦しむ人たちが結婚、そして子供を持つことを避けたがる理由もなんとなくわかる。
(終)
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