小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活253日目を迎えた。(リンク⇨252日目の記事)
まるで2001年のアメリカの同時多発テロを見ているかのようだった。
本日2023年7月21日、ロンドン市内各地+ゴルフ全英オープンゴルフ場+フォートナムメーソンで、イギリス政府による化石燃料の使用、開発、生産の停止を確実にすることを目的としているJust Stop Oilという2022年2月に設立された環境運動団体が、非暴力的な直接行動と市民的不服従を採用して、道路の封鎖や妨害で抗議活動を行った。
上の地図でもわかるように、午前中に11箇所で道路に立ち往生して渋滞を巻き起こした。
渋滞にハマって動けない運転手は、窓から罵声を放ったり、避けるために歩道に乗り上げて車を運転したりと大騒動になっていた。
全英オープンが行われているゴルフ場では、ゴルフのプレーが一時的に中断されたりと、何かと騒がせている。
高級デパートフォートナムメーソンでも座り込みの抗議活動があった。
しまいには、身の回りのものから動物性由来のものを避けることで動物の命を尊重して、肉や魚、卵や乳製品などの動物性食品を一切口にしないビーガンの団体までが、Just Stop Oilに賛同して非暴力的直接行動を行なっていた⬇︎⬇︎
ビーガンの参加でわけがわからなくなってきたが、とにかく、この渋滞にハマると今のロンドンでは最悪の結果となる。
ロンドン市長は大気汚染を減らすことを目的で、一定の排ガス基準を満たさない車両は無料では入ることができないULEZ、超低排出量ゾーン(Ultra Low Emission Zone)の対象エリアをロンドン郊外まで拡大される予定だが、それよりも、この多発する抗議活動をなんとか抑える方法を考えた方が良いのではないだろうか。
私もロンドン市内はバスなどをよく利用する。この活動家たちの渋滞にハマらないようには願っている。
(終)
〜はる〜
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