小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活567日目を迎えた。(リンク⇨566日目の記事)
もし自分がアルツハイマーになったら、妻や子供達のことは認識できなくなる。
相手にとっては、自分の事を認識してくれない家族は、もういないも同然だ。
見た目と体力的には何も変わらないアルツハイマー病患者の家族の一員と一緒の家で生活するのはどれだけ大変なことだろうか。
最近、自分の周りにもアルツハイマーの家族がいる友人が増え、その生活ぶりをよく目にする。
1人は、自分の家で面倒を見ながら、必要であればヘルパーに来てもらう。もう1人は老人ホームへ送って、時折、会いに行って散歩に出かけたりする。
いずれにしてもかかる費用は莫大で、老人ホームに預けるに至っては、年間8万ポンド(1600万円)が相場である。
こんな額を請求される残された家族は、そのストレスで心が病んでしまいそうだ。
これが払えないから、自宅で面倒を見る人も多い。24時間面倒を見ると言うのは相当大変なことである。
もし私がアルツハイマーになったら、安楽死が認められているスイスに、家族に送って欲しい。おそらく本人は何が起きているかわからないだろうが、アルツハイマー患者を面倒見る家族の悲痛さを考えるとそれは耐えられない。
続々と身近で起きるアルツハイマー病で、自分の将来も心配だが、できれば運動や脳の活動を続けて健康でいたいものだ。
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