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  • Writer's pictureharuukjp

イギリスサッカーの底辺を見た!



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活381日目を迎えた。(リンク⇨80日目の記事)


雨が降りしきる気温5度の午後3時、選ばれた4年生〜6年生(8歳から11歳)の10人の女子が学校のグランドに集められた。


今日は学校対抗の女子サッカーの試合だった。


1学年1クラスしかない小さな学校で、しかも女子限定となると、3学年で合計30名ほどの女子の中から選手を選抜しなければならない。


その中にうちの娘も選ばれたので、父親初の娘のサッカー観戦にいってきた。


選手選抜の方法を娘に聞いてみると、すでに前回選ばれた一軍と思われるチームに参加した選手は呼ばれず、今回は二軍のメンバーで戦うということだ。学校側としてはこれは体育の一環でできる限り希望者には参加させる方針。


娘が選手に選ばれて、昨日はサッカーシューズを買いに、お父さんが興奮気味で買い物に付き合い、高い値段を払ってシューズを購入したが、これは二軍のチームに出るためだったと聞いて、ちょっと拍子抜けした。


無職になっても子供への投資をやめることはしないようにと、娘は色々な習い事をしているが、娘にとってサッカーはどっちかというとやらなくて良いスポーツ。そのスポーツにシューズ、靴下、脛当てを買って投資する必要があるのか疑問だったが、せっかく選抜されたのだから買ってあげようと父親は奮発したものの。。。


結果は思い通り、ホームで0−3の大敗。


気温5度、雨。寒い思いをしての観戦。


しかし、娘は最後まで笑顔だった。どろんこになったシューズを見て、頑張った証と思い、私は受け入れた。娘が良い経験をしたと思えばこの投資も良かったのだろう。


イギリスのプロリーグの層の厚さは世界トップクラス。女子サッカーもそうだ。レベル的には今日の試合はサッカーの底辺かもしれないが、娘のこの笑顔を作り出せるサッカーの環境が世界で活躍できる選手を生み出しているのかもしれない。


(終)


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