小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり（当日）の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活２６３日目を迎えた。（リンク⇨２６２日目の記事）
極貧生活を送っている中、家庭菜園の畑は大盛況だ。
イギリスの７月の天気は１５ー２０度で、やや湿気があり、雨が夕立のように降ったり、するとすぐに晴れたりで、ちょっとイギリスらしくない天気だ。
しかし、そんな異常な天気は畑の作物にとっては好都合。
水分を十分に含んだ地面から生えるキュウリや、ズッキーニが、太陽の光を浴びてすくすくと育つ。
キュウリは漬物用のサイズのものを育ててキュウリ漬けをもうかれこれ２５瓶ぐらい作成した。
ズッキーニは花が落ちる頃の小さいうちに採って、炒めたり、グリルにして食べてしまう。２、３日忘れて収穫を怠ると、上の写真のように足より大きなサイズまで育ってしまう。
しかし、７月から収穫が始まり１ヶ月がたち、毎日私一人で食べ続けるのにも限界があり、そろそろ、もう飽きた。育つ速さが速くて、食べるのにも追いつかない。
キッチンには漬物にもできずに取り残されたキュウリがどかっと置いてあり、ベイビーズッキーニは日にちが経ちややしぼんできている。
それに加えて、ブラックベリーの時期が始まり、本日３０分程度で２.５kg採れた。これは冷凍にして冬にシリアルとヨーグルトにでもかけて食べる。しかし、ブラックベリーの量も半端なくて、狩るのにも追いつかず、熟してしまいぽとぽと落ちて、鳥たちの餌となる。
贅沢な悩みだが、特にこの天気で作物がよく育ち、もう食べきれないほど成り出したので、今では誰か欲しい人いないかと、近所で探している状況だ。
（終）
〜はる〜
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