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  • Writer's pictureharuukjp

魔女学校に参加するために. . .



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活601日目を迎えた。(リンク⇨600日目の記事)


占い師のX氏は10日間の魔女学校に参加するためにロンドンを訪れた。


日本から100名近い魔女を目指す人が集まるという。場所はイギリスでパワースポットのレイランが最も交わるグラントンベリーだ。


そこで日本人100人による屋敷の中での生活が10日間繰り広げられる。与えられるのタオル1枚だ。それ以外は何も情報がない。


X氏はそこで魔女になるための知識を得て日本で活躍したいと思う。


動物と話せるようなレッスンもあるというので楽しみだ。猫が好きで猫と喋りたいらしい。


グラストンベリーには実際に魔女と呼ばれる人が店でハーブを売っている。ハーブニストともいう。悩みを相談するとそれを解決してれるハーブを調合してくれる。


日本からくる魔女学校へ通う人たちはそういった魔女に憧れてこれから魔女になるために勉強をする。


中世のイギリスでは魔女は賢く、影響力のある人物として政治の世界では恐れられたり、逆にその能力を使って政権を動かそうとしたものもいる。それで起きたのが14世から17世紀に起きた魔女狩りだ。


今では、魔女はヒーリングや、パワーストーンを売ったりして自由に活動している。


今年も100人近い日本人が魔女になって日本で活躍するのだろう。


X氏は外出の許されない厳しい10日間の修行へと旅立った。


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