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Writer's pictureharuukjp

スリッパパーティー それでも土足で上がってくる




小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活477日目を迎えた。(リンク⇨476日目の記事)


「うちは日本式で玄関で靴を脱ぐよ!だからスリッパ持ってきてね」


と、隣近所の人たちを誘って飲み会を開いた。


2021年、コロナ真っ只中、ロックダウンや在宅ワークで外出が少なくなって、一番身近な近所の人との付き合いが多くなった。


ある家族は、夏に、空き地で野外パーティーを開き、その周辺の人たちを誘って、大音量の音楽をかけ、お酒を持ち寄って夏のひと時を過ごした。


その頃から近所付き合いが深くなっていき、誕生会などに誘われたり、誘ったりと関係が深まっていった。


イギリスには日本のように地域の活動による集会のようなものがほとんどなく、近所付き合いというのは、隣同士の家が顔を合わせた時に少し言葉を交わす程度だ。


だから、こういったパーティーなどは、お互いを深く知る良い機会だ。


ということで今回は我が家に近所のイギリス人(移民は我々のみ)たちを呼んだのだが、招待状には「ドリンクは自分で持ってきてください。あとスリッパもお忘れなく。靴を脱いでいただきます。」とメッセージを送った。


結果、80%の割合でスリッパを持って履き替えてくれたが、やはり靴でないとダメというイギリス人はいる。綺麗な靴を履いてきてくれたので家の中が汚れるということはなく全く問題はなかった。


しかし、靴を脱ぐということはハードルが高いのか、スリッパを持ってきてと頼んでも、靴で上がってくるのだなとイギリス人と日本人の違いを強く感じた。


(終)


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