小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活475日目を迎えた。(リンク⇨474日目の記事)
日本の最近のニュースで出生数が過去最低になって、1900年代の半ばは毎年200万人ぐらい生まれていた子供が、今では75万人ほどになったとあった。
この人口減少の対策として移民を増やそうと外国の人を受け入れようとしている日本だが、今の日本の平均給料で働こうとすると外国から見ると全く魅力的に見えない。ましてや日本人の若者がワーキングホリデービザを使い、日本の円に比べて通貨高になっている英語圏の国で、働こうと人材が海外流出している。
日本で高校生を私立高校へ行かせると年間100万円かかると嘆いていた親がいた。しかしイギリスの私立高校に行かせると4倍の400万かかる。この額は日本円で見ると高いように見えるが、イギリス人の給料は日本に比べて、4倍とは言わないが、2倍ぐらいは高いということである。
最低時給額を比べても日本が1000円ぐらいで、イギリスは2000円ぐらいだ。
例えば、イギリスの電車の運転手が年収1200万円。これだけ聞くとかなりの高級取りに見えるが、イギリスの物価上昇で生活のクオリティーとしては日本と比べると600万円位の生活になる。
日本へ行って日本で生活するのであれば物価が安いので問題ないのだが、イギリスへ仕送りするために日本で働こうとは思わない。
本気で移民を集めて、人口減少を抑えようとする日本であるならば、まずは日本の給料をあげるか、円高にしないと日本への魅力がない。
これには人口減少や、円安の議論も含まれるので一概にどれが良いとはいえないが、いずれにせよ給料は上がった方がよろしいので、まずは賃上げで外国の賃金に追いつくようになってほしい。
(終)
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