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共働きができないシステムにうんざり



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活497日目を迎えた。(リンク⇨496日目の記事)


イギリスでは子どもの安全が非常に重要視されている。


以下は、日本と異なるイギリスの子育て事情についてのいくつかのポイント:


子どもの送り迎えは必須:

日本では小学生以上は集団登下校や個人での登下校が一般的だが、イギリスではプライマリースクール(小学校)4年生以下の子どもの登下校には保護者またはベビーシッターなどが同伴することが慣習。

特に下校時には先生が迎えの人が来ているかを確認する。そのため、学校周辺は送迎に来た大人たちで賑う。スクールバスのようなものはない。


小さな子どもだけで留守番はしない:

子ども(たち)だけで留守番させることはタブーとされており、昼夜問わず、保護者またはベビーシッターなどが子どもに付き添う必要がある。

イギリスでは結婚して子どもができてからでも、夫婦がデートを楽しむ際にベビーシッターを依頼することが一般的。


ご近所も協力:

子どもの安全を確保するのは子どもを持つ親にとって優先事項。もし子どもがひとりで歩いている姿が見かけられた場合、警察に通報されることもある。


結果、共働きはハードルが上がる。朝8時半には子供を登校させ、午後3時すぎには迎えに行かなかければならない。


うちの場合、校庭で子供の引き渡しをするので、路駐で賑わい、場所取り合戦が行われた後に、親は門をくぐって校庭まで行き、担任の先生が子供達を教室から外へと連れ出し、先生の確認が取れるまで子供はリリースされない。


うちの学校は小学校5年生(9歳から10歳)までこの義務を適応しており、学校によっても1年のずれがある。


小学校の最終年である6年生(10歳から11歳)になるとようやく子供達は自分で登下校ができるようになる。


子供の安全面を考えると仕方のなく避けられないことだが、子育てが始まり最初の10年、2人目ができればさらに4−5年、共働きは難しい環境となる。


アフタースクールといった18時まで子供を学校で預かる学童のようなものも存在するが、これを毎日すると費用がかかるし、子供の精神面でも疲れが生じるので、できれば避けたいものだ。


(終)


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