小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活203日目を迎えた。(リンク⇨202日目の記事)
外食はせず、新しい服も買わず、週末の日帰り旅行もせず、スーパーで食材を買って、週末は家庭菜園の畑に行っているだけなのに、先月は家計が大幅に赤字。私のフリーランスで稼ぐ僅かな金額では全く賄えていない。
先月は半年分の水道代が300ポンド、毎月の電気・ガス代が300ポンドかかり、そのほか子供が中学受験に向けての家庭教師を雇い、楽器の練習代諸々、まとまった出費があって、支出が収入を大幅に上回った。
もし就職が決まったら、週末は家族で出かけて、レストランやカフェなどに行って満喫することを夢見ているが、よく考えてみると、普通の収入では、物価が上がって、子供の授業代も上がり、あまり贅沢はできないことに気づいた。
昨日は鉄道会社が賃金交渉がうまく行かずストが決行されていたが、人的被害を被ることを踏まえずに考えてみると、彼らの気持ちも、わからないでもないと感じた。
人間最低限のことがあれば幸せは十分に見つけられるが、全員がそこまでメンタルが強い訳でもない。たまには少し贅沢をして、違った経験をしてみたいものだ。何をするにも値段が高くて、行動が狭まっていき、刺激のない生活が続くと、人間は思考能力が低下していく。
ある程度の新しい経験、違う環境でのストレスや興奮は必要なもの。我々は、インフレによる行動制限がもたらす思考能力低下を妨げなければいけない。
(終)
〜はる〜
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