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  • Writer's pictureharuukjp

お金なかった時のほうが . . .



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活126日目を迎えた。(リンク⇨125日目の記事


久しぶりにロンドンのリバプールストリート駅構内を歩いてみたら、二十数年前に私が初めてロンドンで生活を始めた時に、ここ周辺にあった会社からサラリーマン生活をスタートしたと懐かしく思った。


当時は、イギリスに来ることは考えてもいなかったところに仕事のオファーが来て、日本での生活では、アメリカばかりに意識が向いていたところに、イギリスで生活することとなり、ちょっと拍子抜けというか、イギリスの下調べもあまりせずに、この地に飛び込んだのである。


サラリーマンとしての生活はある程度安定した収入があったものの、物価の高さに驚かされてそれほど贅沢な生活ができなかった。家賃を抑えるためにシェアルームにも住んだこともあった。


豪華な生活ではなかったが、お金をどうやりくりするかを考えながら、友人たちと遊んで楽しかった。


イギリス生活が5年とか過ぎてくると多少収入も上がり、旅行などにいくようになった。そして、結婚、家の購入、子供たちが生まれるといった人生の通り道を無難にこなしが、今ではとうとう無職となってしまった。


今、職がないということを悲しく思うのも必要だが、よく考えてみれば、まあ、自分なりにここまでよくやってきたと褒めてあげることも必要かと思うようになってきた。


もちろん子供たちはまだ巣立っていないので私の扶養が必要となるが、今までのように会社に縛り付けられてそこまで稼がなくてもなんとか生きていけるのかなとも思えてきた。


お金がなかった時の方がいろいろ考えて、結果、それが楽しかったというパターンもあった。


まさに今、またその経験をしている最中である。


精神的に安定するために、給料の高い、ストレスを要する仕事につくか、それとも、給料にこだわらずストレスのない仕事につくか、アラフィフで考えさせられる。


(終)


〜はる〜


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