アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退社。その後の就職活動が難航中。無職生活146日目を迎えた。(リンク⇨145日目の記事)
オーストラリアで日本人ワーホリの人が、工場のバイトで、日本の過酷な残業の労働時間に比べるとより短い時間で、年間手取りで750万円稼げたというニュースを見た。
オーストラリアのランチで2500円するとは言われているが、イギリスもロンドンでテイクアウトで£10(1600円)、レストラン内に座って天ぷらそばを一杯食べたら£15(2400円)はする。
オーストラリアとイギリスでは同じような物価のように思えるが、イギリスの工場で働いて税込で65000ポンドで手取りで47000ポンド(750万円)は稼げない。
イギリスの時給でアルバイトをすると年間25000〜30000ポンドが相場である。
それぞれの国の最低賃金を比べてみると
USD換算で表示
オーストラリア $14.65 (AUD21.38)
イギリス $13.00 (£10.42)
アメリカ $14.20 (ニューヨーク)*州によって異なる
日本 $7.30 (961円)
やはりオーストラリアが一番高くなっている。日本の安さが目立っているが、物価の安さから考えると納得できる。
イギリスはこの4月から最低賃金が£9.5から£10.42に上がっている。インフレ対策だ。
イギリスとオーストラリアの比較に話は戻るが、最低賃金の差といえば$1.65程度。これを平均的な年間労働日数227日(週末休暇、有給休暇25日、国民の休日8日)、1日8時間で計1816時間働いたとしても、その差はちょうど$3000($1.65x1816時間)だ。
週6で毎日10時間、時給$25なら手取り750万円はいけるが. . .それでもかなりの好条件である。
バイトの相場が25000〜30000ポンドであるイギリスが最低賃金を同じにしたとしても、せいぜい27500〜32500ポンド。どう見てもバイトで工場で働いて65000ポンド稼げるとは思えない。
このニュースでバイトで手取り750万円稼いだ人がどのような条件で工場で働いたのかはわからないが、相当良い条件で働けたと思われる。
実際に同じ給料で働く条件をオーストラリアの他で探すのは相当難しいように思える。
私もそんなに稼げるバイトがあったらやってみたい。
(終)
〜はる〜
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