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  • Writer's pictureharuukjp

なんとかこの出血を止めないと . . .




アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退社。その後の就職活動が難航中。無職生活144日目を迎えた。(リンク⇨143日目の記事


収入がなく、就職活動に苦戦している中、ChatGPTでホワイトカラーの職業が90%失われると予想されるニュースなどを聞くと流石に焦る。


子供の将来の職業は心配だが、それよりも今はまず自分の仕事が本当に見つかるのかが心配だ。


最悪のシナリオを、失職した4ヶ月以上前は考えていたが、時間が過ぎていくうちに、なんとなく過ごす極貧生活で思考能力が弱り、そのことを全く気にしなくなっていた。


しかし、改めて現在の状況を考えて、最悪のシナリオというものを考えなければいけないのかとも思ってきた。


今は、子供の学校のためにこの地に住んでいるわけだが、最悪のシナリオは、持ち家を売り払って、最悪国外に出なければならないということかもしれない。


移民にとって、その土地での親戚や家族のサポートはない。実家に駆け込むなどはできない。


このロンドンで生き残るには、まず、高い賃貸住宅料と、住民税と、光熱費と食費を払わなければならない。それを賄えて初めてこの土地で勝負していけるのである。


サラリーマンの時にはあまり気にしにかった諸費用も、今となっては突き刺さるナイフのように痛みを感じる。まるで身体中が傷だらけで常に出血しているかのようだ。


この出血を止めないと、ここロンドンでは生きていけない。


(終)


〜はる〜


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