小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活479日目を迎えた。(リンク⇨478日目の記事)
京都といえば、古き良き物を国の遺産として維持して、日本を代表する観光名所である。そして約150年前までの1100年間、日本の首都だった。プライド高き京都人は東京に首都が移ったのを認めていないとか. . .
イギリスも古き良き物を大切にして、オックスフォードやコッツウォルズといった500年以上もの歴史を持つ古い街並みを大切にして国の遺産としている。特にロンドン人は国の首都としてのプライドが高い。
イギリス人は皮肉っぽいと言われる人種だが、京都人も皮肉っぽいと聞いた。これは上記のようにお互い共通するものがあるからなのか?
京都弁での皮肉の表現は、独特の抑揚や表現がある。例えば、
「上手におっしゃいますやん。」
「どーでもええことやけど。」
「期待せんほうがエエで。」
「それで上手く行くんか?」
「言うてることはワカランが、どないやねん?」
「おっしゃる通りやけど、ナンかあるんか?」
「ワカランけど、それも一つの見方やな。」
「言うてることはワカランけどな。」
「そないな意見もアリやな。」
「それで、どないなん?」
聞いている方は京都弁で柔らかい感じがするが、その奥に潜める意味には、考えようによっては否定されている時もある。
京都では家に訪問してきた人に帰って欲しい時はお茶漬けを勧めるらしい。それで相手も気づいて「結構です(帰ります)」と断るそうだが、それを知らない一般人なら、「喜んでお茶漬けをいただきます」と言ってしまいそう。
京都の言葉にはそんな意味が含まれるとか、直訳ではわからない世界を理解しながら近所づいきあいをしなければならないので、外部の人間が住もうとしてもそう簡単にコミュニティーに入り込むのは難しいと言われている。
観光地で2、3週間の滞在は楽しいようだが、実際に住むのはよーく考えたほうがよさそうだ。でもロンドン人だったらお互い皮肉合戦でバランスが取れるのかも(笑)。
(終)
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