小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活680日目を迎えた。(リンク⇨679日目の記事)
**結婚についてのあれこれを考える**
結婚というものについて、今日は少し考えてみた。独り身ではない、ということにはさまざまな側面がある。配偶者がいることで、その悩みを聞いて応援することができるというのは、一つの大きな意味を持つ。特に、国際結婚の場合は、文化や宗教、言葉が異なる背景を持つ相手をサポートしようとする過程で、互いの絆がより深まるものだ。ちなみに、国際結婚だと、義家族との距離が物理的にあって、過度な干渉を受けにくいという利点もある。
一方で、結婚生活や子供の成長をSNSに載せる人々を目にすることもある。だが、それが必ずしも喜ばれるわけではないことも事実だ。むしろ、あまり好まれない場合もある。結婚し、子供を持つことで、自然と「子供が欲しいものを買ってあげたい」と思えるようになり、それが働くモチベーションにも繋がる。
家にいると、時には怪我をしたり、急に体調が悪くなることもある。そんな時、誰かが助けてくれるというのは、独り身では得られない安心感だ。また、「友人は裏切るかもしれないが、家族は裏切らない」という考え方も、結婚生活を支える重要な要素の一つだと思う。
結婚することで、自分の趣味や家族の時間を、より効率的に使えるようになる。それに、家族を支えるという責任感があると、仕事でのモチベーションも自然と上がる。そう簡単には諦められなくなるものだ。
とはいえ、結婚しても、旅行を楽しんだり、勉強したり、外食を楽しんだり、そして貯金することも十分に可能だ。一緒にいたいと思える相手がそばにいて、その相手を大切にしたいと感じられるのは、結婚の大きな魅力の一つだろう。
年を重ねて30代、40代になると、20代や30代で楽しんでいたことが、少しずつ楽しくなくなってくる。しかし、家族がいることで、子供とのふれあいや成長が、日々の生活に彩りを与えてくれる。家に帰ると「ただいま」と言ってくれる人がいて、「おかえり」と返される。そして、一緒に温かいご飯を食べる。それだけで心が満たされる瞬間がある。
複数人で出かけたり、家族で行動を共にすると、話し合いを通じて物事をうまく進める方法も学ぶ。それは、誰かに気を遣い、相手の気持ちを理解しながら、何か良いことをすることで得られる小さな幸福感かもしれない。子供が反抗期に入っても、それをうまくマネージできるようになるのも、家族を持つことで得られる成長だろう。
独り身の時と違い、趣味に全てのお金を注ぎ込む必要もなくなる。家族と過ごす楽しみが、別の形で人生に喜びをもたらしてくれる。そして、祖父母が亡くなり、両親が亡くなり、兄弟が亡くなった時、その時に子供たちがそばにいると、不思議な安心感が訪れるのだ。
人生は複雑で、時に予期せぬことも多いが、結婚と家族を通じて感じられる豊かさは、何にも代えがたいものだと私は思う。
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