
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活402日目を迎えた。(リンク⇨401日目の記事)
イギリスのサービスは全体的に、日本と比べるとだいぶ質が落ちるが、基準が既にこのレベルであると言うことに慣れてしまっている国民がいるため改善の余地は無い。
ちょうど1年前、2階の風呂場の洗面台の下から、水が滴り落ちてきた。長年使った管が錆びて水圧に耐えられなくなった。その後は玄関の天井から雨のように、水が降り注ぎ家の中はひどいことになった。水の元栓を止めて、風呂場の洗面台の蛇口付近を修理することとなった。
最近では、マッチングアプリのような自分の好きなビルダーを探すことができるアプリがある。評価を確認することができ、優秀なビルダーを選ぶことができる。
私の選んだビルダーの名前はマリオ(仮名)だった。
マリオはあまりフレンドリーではなかったが、自分のペースで作業を進め3時間程度で新品の蛇口を取り付けて無事工事が終わった。
何事も問題がなく1年過ぎたすると玄関に水滴が滴り落ちているのが見えた。風呂場から水が漏れてるので、早速、私はマリオに連絡して「1年程度で故障してしまう蛇口など見たことない」と苦情を告げた。
マリオは親切にも今回は無料で直してくれると言った。新しい部品を買って、その部品は15ポンドしたが、それは私が払った。その他の工賃は要らないとマルコは言ってくれた。
彼は明後日からホリデーでスペインにいる兄弟に会いにに行くということなので、機嫌も良かったのだろう。
無事工事が終わり、マリオは私から部品の代金とチップをもらって去っていった。
しかし、その夜また水が漏れているのを発見した。
ホリデイに行くマリオを再び呼び寄せて責める気力はもうない。
とりあえず今は洗面所の水を止めクリスマスをしのぐ。
(終)
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