小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活500日目を迎えた。(リンク⇨499日目の記事)
誰にだって存在する分人。
分人とはをAIに聞いてみると...
"分人"は、個人が異なる対人関係や環境において異なる人格を持つことを指す概念。
"分人"は対人関係ごと、環境ごとに異なる人格を示す。
これは、個人が他者との関係や状況に応じて異なる行動や態度を示すことを説明します[4]。
分人主義は、すべての人格を肯定的に受け入れることを強調し、大きな悩みも含めて自己を包摂する考え方。
この概念は、人々が自己を自由に表現し、さまざまな状況に適応するための一手段として理解される。
私のフリーランスの仕事は依頼が来ると、その人物と1日を過ごす。こうして私は毎回見知らぬ人に会って、私の経験も踏まえながらその人がどのような人生を送っているのか模索する。
しかしどんなにその人を深く知ってもその人と二度と会う事はほとんどない。
私は小さい頃からグループの中で生活してきた。しかし正直言うとグループ行動っていうのは嫌いであった。グループの中の1人として全員で同じ方向に向かうのがどうしても苦手で、ときにはそれに逆らってしまうこともあった。
私は、どちらかと言うと、そのグループの中の個人個人の性格を知り、その人と話をするのが好きだった。しかし、案の定、気に入った人ばかりに時間を費やしてしまい、あまり気が合わない人は一緒にいなかった。
しかし社会に出るとそうはいかない。自分と気が合わないなと思う人でも一緒に過ごさなければならない時間というのは必ずある。
その時に私が心がけているのはその人が、どんなに専門的知識を持って、この世界で活躍していようと、人間として送ってきた生活の基盤を知ろうとする。それによってその人の別の人間を知ることができる。
そうすると私の中の分人、いわゆる家にいる自分と、外にいる自分、小学校の友達といる時の自分と、大学の友達といる時の自分、どの自分を出してその人と対応するべきかを判断する。
八方美人という言葉は、作り上げた自分をそのままいろんな人に押し付けるネガティブなイメージがある。しかし私がやろうとしている事は、いろんな自分を相手によって変え、別の自分を引き出し、私の自分と相手の自分をマッチさせ理解することである。
私にはそういった能力があると思われる。フリーランスとしてのこの仕事は、結構似合っているのかもしれない。
(終)
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