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高校生の留学生をイギリスへ送るお母さん



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活499日目を迎えた。(リンク⇨498日目の記事)


イギリスの私立の高校に留学させると年間1000万円、アメリカで500万円、カナダで400万円と言われている。


高額でイギリスに自分の子供を送り出すのは夢と思ったら、なんと友好関係のあるイギリスの学校に、その日本の高校の支援金で授業料は払ってくれるという制度があった。


X氏の娘は競争率の高いこの狭き門を潜り抜け、学校の代表として、イギリス留学を実現することができた。


そんな留学生活が2学期が終わり、残り1学期となった。


母親は娘の学校を一度見にこようとイギリスを訪れ娘との1週間を観光も兼ねて過ごした。


実は私も高校の時に1年間アメリカに留学したことがあり、その頃はインターネットがなく、親と連絡を取る方法は手紙か電話だった。電話は、ホームステイの家に迷惑(料金が高いため)をかけてはいけないとコレクトコールをしたかったが、それも実家に迷惑をかけてしまうと、17歳の私は当初、アメリカに着いてから3ヶ月間、親に連絡をしなかった。


連絡がないのだから大丈夫と親も受け入れてくれたのか、3ヶ月ぶりの電話での連絡も平穏に終わった。


現代、インターネットが普及している時代では、ラインで繋がった会話は時差と場所を関係なく手元の携帯電話に表示され、意思疎通が簡単にできる。


何か困れば親に一言メッセージを送り、親は、ガーディアンに連絡、そしてガーディアンが生徒を助けてくれる。便利な世の中になったもんだ。


この留学生は専属と思われるタクシードライバーもいて、空港や、期中休みでホームステイ先に行く(通常は寮生活)時は同じタクシードライバーを呼んでもらえて、2時間郊外まで車を走らせる。


便利な世の中になったもんだ。


これなら高校生で留学生としてイギリスに送り出しても全く心配ではない。


私の時代にこんなことができたらよかったなあと思う。そして自分の両親を留学先に呼び寄せるなんて夢の夢だったなあ。


(終)


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