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プレゼントは現金 中学生編




小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活424日目を迎えた。(リンク⇨423日目の記事)


私が小さい頃は、友達と誕生会をやってもらえるような裕福な家庭ではなかった。そして、子供同士で誕生会が存在する物だとは知らなかった。


そして、イギリスで子育てを始めていろんなことがわかった。


イギリスでは9月以降に子供が5歳になる年度から7年間の小学校が始まり11歳で卒業する。


学校のクラス全員を教会のホールや公民館のようなところへ招待して、踊りや、マジックや、歌を歌ったりして、親が誕生会を用意して、相手の親も参加する。


イギリスはこうやって小さい頃から誕生日は友達と過ごすということが多い。


5、6歳の頃は、団体のパーティーでそれぞれがプレゼントを持ち寄るので、20−30個のプレゼントの山が家に届く。あまりに多すぎて、どのプレゼントが誰からだかもわからなくなり、一生懸命悩んで選んでくれた人たちに申し訳ない気持ちになる。


そして、歳を重ねるたび一緒に誕生会をする人数は減っていき、うちの場合は10代になり3、4人になった。


その3、4人でさえいまだにプレゼントに悩んで何かを持ってきてくれる。


ところが10代半ばになってくると、相手の好みは思考が変わり、何が欲しいか選ぶのにも困るようで、結果、息子の友達からの誕生日プレゼントは現金だった。


現金であればプレゼント選びに困らないが、現金をもらうと、なんか親戚の人からお小遣いをもらっているようで、友達関係というのはどういうものなのかなと、友達との誕生会を小さい頃に経験していない私にとっては不思議に思う。


おそらくイギリスで育った我が子たちは、これが普通だと思い、将来、自分の子供たちには現金を持たせるのかもしれない。


本日、私は息子にその現金を貯金して金利で30年運用するといくらになるか説明した。そうしたら息子はその額に興奮気味だったので、複利の運用を勉強してくれて貯金してくれるのを望む。


(終)


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