アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活66日目を迎えた!(リンク⇨65日目の記事)
子供の誕生日が近づくが、極貧のため誕生日パーティーやレストランでのディナーなどは行けないなと思っていた矢先、嫁が驚きの発表を。
「今日はみんなでロンドン行くよ!」
(おいおい、そんなことしたら出費が増えるだけだぞ!)と思った私だったが、
なんと!去年の5月(8カ月前)に5月17日の発売初日に3万枚を販売し、去年、ロンドンウェストエンド(世界トップクラスの劇場が集まる街)で最もチケットが売れている公演となっている作曲家久石譲さんが提案し、宮崎監督が快諾したことで始まった「となりのトトロ」の初の劇場版チケットを手にしてたのだ。
2022年10月から2023年1月までの公演と、ちょうど子供たちの誕生日と重なる日付でもあったことで、嫁はチケット発売当時で、まだそれほど人気もなかった頃にしかもディスカウントを含めて前から3列目という最高の席のチケットを購入していたのだ。
トトロファンの子供たちはロンドンに向かう途中で、まだどこに行って何をするかは知らされておらず、私のGoogleマップを見ながら不安と期待の顔をしていた。
そしてついに劇場に着くと、自分達が今から何をするかを把握し、トトロに会えると分かり、大喜び!
2時間40分という長い公演にも関わらず時間があっという間に過ぎていく楽しく感動の内容で、公演を観終わった後に子供たちが言ってくれた。
「今までの誕生日プレゼントで最高だったよ!」
私は泣いた。(嫁、ありがとう。無職で極貧の生活の中、彼らの誕生日に最高の経験をさせてあげられた。)
まるでそれは、今自分が置かれている大海原の荒波にいる状況の中、それが一旦落ち着いて太陽がさし、肌に温かみを感じ、音がしない静けさで安堵感を感じたようだった。
子供たちは「もう一回観たい!」といったがそれは勘弁してほしい(苦笑)と言った。
(終)
〜はる〜
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