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シンガポール経由で14時間、お坊さんに睨まれてトラウマ



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活486日目を迎えた。(リンク⇨485日目の記事)


日本からシンガポール経由でロンドンまで来たあるお母さん(仮名 かずこ)の話。


コロナで海外旅行はすっかりやめていたが、今回4年ぶり以来の海外旅行でロンドンまで来た。


今回、シンガポール経由を選んだ理由は、直行便に比べると半額という安い価格設定がとても魅力的だった。加えてシンガポールの乗り換えが6時間以上あり、シンガポール市内観光を無料で提供してくれるということだ。


ロンドンに行くのにシンガポールも訪れることができるということで、かずこは興奮気味だった。


仮眠用のホテルの部屋も確保し、蒸し暑いといいながらも初シンガポールを短時間ではあるが楽しんだ。


そしてロンドンへと向かった。


シンガポールからロンドンまで14時間かかる。息子と3人席に座るとその隣にはオレンジの服装を着た僧侶が座っていた。


僧侶は初めて飛行機に乗ったのかは確かではないが、隣に座ったかずこの様子が気になるようでしきりにその様子を見つめていた。


かずこは飛行機を乗り出したということで何か私たちを観察してそれを真似しようとしているのかと思った。


しかし、離陸後一行に僧侶はかずこから目を離そうとはしない。


異様を感じたかずこは、気を逸らすために映画を見出した。


するとその僧侶は今度はかずこの画面をずっと見ている。自分の画面に何もつけずに。


この様子に不快を感じ始めたかずこは、視界からこの僧侶を外そうと、できるだけ息子に身を寄せて映画を見続けた。


飛行機内のトイレが嫌いなかずこは、なるべくトイレには行かないようにしていたが、どうしても行かなければならなくなり立ち上がると、その僧侶も立ち上がった。おそらく彼も我慢をしていたのだろう。


トイレの前で一緒に待つことになった僧侶は先に並んでいたのだが、かずこを先にと譲った。悪い人間とは思えない様子。


その後、お互い席に戻って映画を見ると、再びその僧侶はかずこの画面をじーっと見ている。


結果、これが14時間続いた。


かずこは息子にずっと座る体勢を崩して身を寄せていたため、体がひどく痛くなった。


無事ロンドンに着く頃にはかずこはトラウマとなり、もうシンガポール経由の飛行機は乗りたくないと思った。


ロンドンの観光を楽しんでいる間も、帰りのシンガポール経由の飛行機に乗るのが嫌で、憂鬱だったと言う。


(終)


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