小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活222日目を迎えた。(リンク⇨221日目の記事)
ジョブセンター(日本のハローワーク的な所)へ訪れると、担当の方は「みんな口を合わせて雇用は静かだと言っていても、ある日突然その日は訪れるものよ。だから大丈夫」と楽観的に言葉で支えようとしてくれるものの、7ヶ月以上も仕事が見つからない私にとっては、あまり刺さらない言葉であった。
無職になってから最初の2ヶ月ぐらいは毎週のように違った転職エージェントと話していたが、最近では転職エージェントからの連絡が途絶え、まともに話してくれるエージェントはここ1ヶ月ぐらいは1人しかいなくなってしまった。
収入がないという不安な気持ちで何もできない状況の中、悲しいことに時間だけが過ぎていき、このままでは子供の夏休みもまともに楽しむことはできない。
早くこんな状況から脱するためには、私の就職決定が必要なわけだが、状況はそんなに簡単ではない。
そんな中、我が家に朗報が入った。それは、息子が年度末の通信簿を受け取り、全体的に優秀な成績で今年を終わることができたことと、娘が習っている楽器の試験を先週末に受けて見事合格した、という子供たちの成長ぶりが確認できる出来事だった。
この2つの出来事を確認しただけでも私の中では幸せだった。
パパは毎日ソファに座ってパソコンを立ち上げて、難しい顔をして不健康そうに生活しているが、学校や塾の送り迎え、朝食や夕食を準備してあげたりして子供たちへの支援を頑張っている。子供達もそれに応えて、自分なりに努力して学校や塾ではベストの状態を保っている。
子供たちに感謝、ありがとう。君たちのおかげで、パパも今日もなんとか頑張れる。
夏休みがもうすぐで楽しみにしている子供たちには、ぜひ楽しんでもらいたい。
(終)
〜はる〜
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