
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活214日目を迎えた。(リンク⇨213日目の記事)
2022ー2023年は、コロナ、戦争で、政府によるお金のばら撒き後の物流価格、資源価格が高騰しててインフレが止まらないため、中央銀行はそれを抑えようと各国で政策金利を引き上げている。
イギリスもその国の一つで、2021年はほぼゼロだった金利が2年経って4.5%まで上がってきている。
一方で日本は物価の上昇は多少見えるが、他の国と比べるとそれほど高くなく、住宅ローン金利引き上げで被害を被る人たちの数を考えると、0金利の金融緩和をやめるわけにはいけなくなってしまった。
それで生じるのが外国との金利差である。
お金は金利の低いところから高いところに流れるため、ポンド高円安となる。日本円を売って、金利の高い国のお金で貯金して、その金利を受け取ることができる。
ポンド円は1ポンド=175円近辺と2016年の全世界が注目したイギリスのEU離脱を決める国民投票前までのレベルに戻ってきた。
ポンド高、円安となることは、世界経済の楽観視が強く、これが逆に不安になると円高になるのが今までの傾向である。
175円より上のレベルだと2015年の195円が次のターゲットとなり、このままイギリスが利上げを継続、日本が金融緩和を継続すると、それほど遠くないターゲットとなる。
現在の1ポンド=175円だと、日本に100円ショップに行くと60ペンスで高品質のものが買えるということだ。500円のランチで3ポンド、これなら日本に帰っても格安に過ごせる。
あとは高騰する飛行機代。直行便で7−800ポンドで行けたのが今では1200ポンドはする。飛行機代はポンド高の恩恵はまだ受けていない。結局燃料費が上がっているのと、ロシアを避けて迂回して長距離ルートを飛ばなければいけない。
経由で帰れば800ポンドまで下げることは可能なので、それで対応するしかない。
止まらない円安で、日本への旅行が現実味を帯びてきた。
(終)
〜はる〜
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