
小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活407日目を迎えた。(リンク⇨406日目の記事)
12月22日をもって冬至を迎え、これから日が長くなる。午後4時にはうす暗くなってしまう冬のイギリスで生活している人には朗報である。
そして冬至が過ぎるとクリスマス。
日本では平日であれば25日は出勤。
日本だとクリスマスイブがいつの間にやら注目が高まり、クリスマス「イブ」という音の響きがいいのか、イブには食事に出かけたりする人が多い。
キリスト教信者の多いイギリスでは、クリスマスイブより、もちろんクリスマスが重要である。
イギリスのクリスマスはどのように過ごすのか?
まずクリスマスイブ(24日)には教会に行く人が多い。日頃教会に行かないキリスト教信者たちもクリスマスイブには1年の締めくくりも含めて教会に赴きお祈りをする。
そして、クリスマス当日(25日)まず、交通機関、お店などはすべて停止する。なので外出はおすすめできない。
日本のお正月のように家族、親戚が集まって1日を過ごす。子どもたちは早起きしてクリスマスツリーの下に置いてあるサンタからのプレゼントを包装紙を引きちぎって急いで開ける。
大人たちは予算20ポンド程度でプレゼント交換をする。パパとママへと1年間貯めたお金を使ってプレゼントを買ってくれる子供もいる。
台所は騒がしく前日に用意した七面鳥を温めてテーブルに乗せる。食事の時はお祈りをして1年の振り返りと、来年の願いなどをお互いに話し合う。
残りの時間は、子供たちは新しいおもちゃで遊んだり、大人はテレビをつけて特番を楽しんだり、お酒も嗜む。
このようにしてクリスマス(25日)を楽しみ、イギリスではボクシングデーといってその次の日(26日)も国民の休日となる。25日の家族サービスで疲れた体を癒す日、もしくは、バーゲンセールが始まるのでショッピングに行ったり、オンラインで買い物をする日でもある。
そして27日から会社が普通に始まり、31日も働く。
31日の夜は、お友達同士で集まってパーティーを開いたり、特に予定がなければ家族でテレビを見ながらカウントダウンを行い、遅くまで過ごす。
1月1日は国民の休日で前日の寝不足を回復する日である。
そして1月2日から会社が始まり、通常の生活へと戻る。
イギリス人のクリスマスと、年末年始はこのようにして生活する。
(終)
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