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イギリスあるある ホテル編



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活405日目を迎えた。(リンク⇨404日目の記事)


観光地のホテルというのもは長年経営してきた老舗ホテルが多く建物が古いということはよくある。


イギリス湖水地方のホテルに泊まった時のことだ。


そのホテルにはスパとサウナが付いているということで楽しみにやってきた時のこと。


フロントでガッカリさせられたことは、スパとサウナは2時間の利用で別料金£20(3600円)かかるとのことだ。


せっかく水着を持ってきたのに、高額なために諦めた。


部屋に入ると、薄暗い部屋に光を灯そうと壁のスイッチをオンにした。


すると4つある天井の電気のうち3つが壊れていた。


早速フロントデスクに問い合わせると、諦めが早く、直せないとのことだ。


不服そうな表情を私がしていると、そのフロントの人は「スパとサウナを無料でご利用頂ける代わりに許していただけませんでしょうか?」と頼んできた。


私にとっては思いがけない無料スパ。天井の電気のことなど正直スタンドの電気があるので全く気にならないのだが、クレームを言ったら棚からぼたもちだった。


イギリスは言ったもん勝ちの社会だ。黙っていると損をする。


今回も苦情を言ったおかげで私はスパとサウナを楽しめた。


水着を持ってきた甲斐があった。


(終)


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