小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活244日目を迎えた。(リンク⇨243日目の記事)
ロンドン市内に出かけていた時のことである。
直近にあった就職の面接で、そこそこいいところまで行って、長かった無職生活にも終わりが来たと思ったら、なんと、その職は、私の友人で、同様に就職活動中の彼に採用が決まったという報告を受けた。
その連絡はその友人本人からのメッセージだった。
「お元気ですか?就職が決まったとのことでおめでとうございます。私も就職決まりました。ぜひ、今度呑みにでもいきましょう。」
私は就職決まってないし。。。
「私はまだです。就職おめでとうございます。」
私が同じ職に最終選考まで残って落ちたことは伝えずに大人の対応をした。
しかし、心に刺さった傷が相当深かったのか、落胆でその後の作業は全く頭に入ってこなかった。
凹んでいる時に歩いていると、木に止まっていた鳩のフンが見事に私の頭の上に。私は10分後にある人物と待ち合わせをしていて、鳥のふんが頭の上に乗ったまま出会うことはできないと判断して、急いでスターバックスに駆け込み、そこのトイレでハンドソープを使ってシャンプーをするように、髪全体を洗った。
見事髪の毛は綺麗になり、スターバックスのトイレに感謝した。
10分後の会合も問題なくこなした。
就職のチャンスを逃して落ち込んで歩っている時に受けた鳥からの洗礼は、まさしく今の私の人生を物語っているようで、さらに凹んだ。
(終)
〜はる〜
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こんにちは、初めてコメントいたします。
私も今イギリスで就職活動中の無職(Redundancyの為)で、はる様と同じく経歴はあるのにかなり難航しており自己肯定力が下がる日々を送っております。長い長い出口があるかもわからないトンネルの中をずっと歩いているような感覚が続き、夏が到来したイギリスを素直に楽しめない毎日です。
はる様の気持ちが綴られたこのブログには「辛いのは自分だけではない、頑張ろう」と何度も励まされています。
就職活動中は悔しい気持ちになることも多いですが…今回のようにご友人が狙っていたポジションを得るのはなんとも複雑な気持ちになられたと思います。最終選考で落ちると、今までの準備・努力・時間が…とやるせなくなりますよね…。
「縁がなかった」とすぐ割り切るのは難しいかもしれませんが、今回の経験が今後の就職活動に役立つことを祈っております。
余談ですが、過去に私も鳥のフンが肩に直撃し絶句していたところ、通りすがりのイギリス人に「鳥のフンが当たるのは運気が上がるんだよ、ラッキーだね、今後いいことが絶対起こるよ」と言われました。
彼女の信じているSayingなのか、イギリスのSayingなのか、慰めだったのかはわかりませんが…今回鳥のフンが落ちたことで、はる様の運気が上がりお仕事が決まることをお祈りしております。お互いにこのインフレーションで荒れるイギリスで生き残りましょう。
今後もブログの更新楽しみにしております!