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  • Writer's pictureharuukjp

大きな家、高級車を夢みた結果、無職になる



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず無職生活86日目を迎えた。(リンク⇨85日目の記事


1000ピースのパズルを2週間で終了させることができるの無職だからかもしれない。


先が見えない。


就職活動に進展がなく、仕事を見つけるというのは本当に難しいと実感している。


会社員の頃は会社に行って月収をもらう。これが当たり前のことだと感じたが、一旦収入が途絶えると、仕事ができるありがたみをつくづく感じるものである。


お金持ちになりたいと人を妬む気持ちを持つと精神的に良くない。大きな家に住んで高級車を乗りまくる人を見ると「いつかは自分もそうなりたい」という気持ちでイギリスで20年以上も身を削り仕事に明け暮れてきた。その結果、精神的にはダメージを受け、本当の自分を楽しんでいたかというと疑問である。


そして、今ある状況は、小さな家に住み、ファミリーカーを家族のためにタクシードライバーとなっている無職のパパがいるだけだ。


夢を諦めず、成功をイメージしてまだまだ行きたいところだが、世界的リストラが進む就職難で、イギリス経済衰退の時期に、さらにアラフィフという年齢も踏まえると、とにかく先が見えない。


職を失って就職活動を始めてから3ヶ月が過ぎようとしている。


春になると周りの人々は高揚し出す。その時に自分は暗黒の冬から抜け出せない気分を継続する形になる。その時が一番辛いのではないかと予想する。できればこのまま冬が続いてほしい。そうすれば人々が高揚する姿を見なくてすむ。


春が来る前に私の仕事が見つかるか?成功をイメージしろ。


アラフィフの挑戦がつづく。


(終)


〜はる〜


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