小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活416日目を迎えた。(リンク⇨415日目の記事)
イギリスのニュースでも石川県の地震の様子がトップで取り上げられていて、ラインのグループチャットで繰り広げられる安否確認のメッセージもすぐに理解できた。
スマホで撮った動画が次々に送られてきてイギリスメディアでもたくさん取り上げられていた。実際に家が倒壊した様子を目の前で見る衝撃的映像は、当事者の気持ちを思うと心が痛い。
幸いに私の家族、友人で被害に遭ったという連絡はまだ聞いてないが、この地震のニュースを見た後に送る新年の挨拶はなんとなく心が重かった。
そんな中、我が家はロンドンで年末のカウントダウンパーティーに誘われて友人宅を訪れてたのだが、そこで香港人と出会った。
「Hong Kongese(香港人)」という言葉があるように、香港の人にとっては、いまだに独立した区域で生活するという意識が強い。
数年前に起こった本国との対立の活動は今は沈静化しており、街の中は静かであるという。
香港の教育はイギリス式でGCSE(中学校の義務教育終了の最終国家試験)、Aレベル(大学入試の国家試験)を学び、お金に余裕があればイギリスの大学へと進む生徒もいる。
もちろん香港内にも優秀な大学がありそこへ進む学生が多い。
今後、このイギリス方式の教育も、本国に返還されたので、どう変わっていくのかはわからない。
この香港人の両親家族はマレーシアに移住を考えているとも言っていた。マレーシアでは英語が通じるので、生活には問題ないという。
歳を老いてから海外の移住は長年居座った自分の土地から離れて、そう簡単なものではないだろうが、そうせざるを得ない事情があるのかもしれない。
マレーシアに家族を訪れる楽しみは増えるのだが。
(終)
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