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ドラッグ問題を心配するお母さん 子供をイギリスへ留学させたい



小学生と中学生の子供を持つアラフィフサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その瞬間からオフィスにも戻れず退職。フリーランスで僅かな食費を稼ぐも、その後の就職活動が難航中。無職生活648日目を迎えた。(リンク⇨647日目の記事)


東京の家にいるとゲームばかりしていて、学校は小中高大一貫の私立高校へ通う中学1年生の息子を持つX氏は、イギリスはどんな国だろうと興味深々だ。なぜなら、このまま大学まで苦労せずに卒業できてしまう息子に何か刺激的な経験ができる環境を与えたいと考えている。


X氏は今回、息子を連れてイギリスに来て、私に話を聞いた。


X氏が読んでいたイギリスについての本はイギリスのブライトンに住む労働階級の家庭で生活する日本人女性の話。その本にはイギリスには否定的で、この国はお先真っ暗のようなことが書いてあったらしい。


それを読んでロンドンに滞在してみたが、ロンドンはそんな雰囲気がしないことに謎に思っていた。そして実際に私に話を聞いてみて納得した。


ロンドンはヨーロッパで最もGDP値の高い裕福な都市。それに比べてイギリスの残りの都市はヨーロッパで最下位10位を独占するGDP値の低い都市。ロンドンとそれ以外の貧富の差がとても激しい構図となっている。


だからブライトンの生活についての話を読んだX氏がみたロンドンが全く違っていたことに驚いた。


子供を留学させたいと思ったが、その本によるとドラッグの売買などが学生の間でもなされてて危険だという。それはロンドンでも同じだが、最終的には本人の意思によるものだから、断る勇気があればそれほど問題ではないと思う。人の意見を尊重する国イギリスなので、ある程度のリテラシーがある学校に行けばそれは理解してもらえる。


X氏は私の話を聞いて、ロンドンはそんなに悪いところではないと感心した。実際に私の子供たちの周りでドラッグ問題が発生しているとは聞いたことがない。


子供に何か良い体験をさせてあげたいと思っているX氏は、今回のイギリス旅行で収穫を得て、今後の子育てのアイデアとなったようだ。


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