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嘘をつき続ければそれは習慣?20年間のイギリス生活を経て思うこと



アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず。無職生活59日目!(リンク⇨58日目の記事


人間は皮をかぶるとか、性格を変えたいとかいった概念に自分を締め付けて、今まで行っていた行動や習慣を隠そうとする。


この時点で自分に嘘をついて、自分の欲望の意志とは相反することを実行に移す。嘘はいずれバレるというのが一般的な意見だが、その嘘を一生つき続けることができる人もいる。


自分を変えたいために自分に嘘をつく(自分の欲望とは逆の行動)をすることは、「嘘をつく」といった言葉は聞こえが悪いが、それを自分を改善、または挑戦させるためには必要な概念なのかもしれない。


私は生まれ育った日本での生活を20年以上過ごし、ある日、あるきっかけで言葉の違う異国へと来た。まずこの時点で大きな言葉の壁に当たり自分に試練を与えた。


自分の欲望は話し慣れた日本語で社会人の世界を全うしたかったが、自分は異国の人間とどれだけ戦えるかを試してみたかったのもあり、ロンドンの生活を選んだ。


「日本語で社会人生活を」の自分の欲望とは逆の方向、つまり、自分には嘘をついて、ロンドンに飛び込んだ。


日本から1万キロ離れているイギリスでは人の話す言葉、性格、習慣、文化が違う。まずは語学力を習得しなければいけない上に、ここで生きていくためにはそれらを全て理解しなければいけなかった。


ここから私の嘘の塊がどんどんと膨張していった。


日本では当たり前の行為が、ここイギリスではそうではない。週末の楽しみ方も日本のようにはいかない。人への話しかけ方、挨拶の仕方も日本とは違う。


全てが自分にとって新しいことで、20年以上積み上げてきた日本での作法の知識ではこの土地でやっていけないのである。


そうやって日本にいた自分を殺して、イギリスで嘘の塊が膨張して出来上がった自分は、もう嘘ではなく、自分が変わってしまったことを意味するのではと考えるようになった。


つまり嘘をつづけたことは習慣となり、その習慣は過去の自分を拭い去り、今の自分ができ上がった。


嘘をつくということは、良い意味で考えると、自分を変えたい人、過去を忘れたい人の手段でもある。そしてそれをやり続けることによって目標が達成でき、自分に満足感を与え幸せと感じることができるのかもしれない。


(終)


〜はる〜


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