アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受け、その後の就職活動もうまく行かず、無職生活56日目。(リンク⇨55日目の記事)
元旦も借用地の畑で働いて、庭にあったガラス製のグリーンハウスを車を何往復もして運んだ。その結果、見事なグリーンハウスが建った。
しかし、喜びも束の間、昨日、畑に様子を見に行ってみると、60cm四方からなる44枚のガラスで覆われているグリーンハウスのガラスが7枚割れていた。原因は石のようなものが投げ入れられた様子もなく、おそらく強風であると思われる。ガラスを抑える針金が弱かったのである。
まずは一旦、ひざまずいてショックの気持ちを表したが、すぐに状況把握、解決方法を認識、作業へと移った。家庭キッチン用の黄色いゴム手袋が割れたガラスを拾うのにこんなに役立つものかとは知らなかった。ところが作業中、右手で掴んだと思われた食パンほどの大きさのガラスの破片が左手の上を通過する時に滑って落としてしまい、左手の甲に刺さってしまった。
流石に家庭キッチン用のゴム手袋もこれを防御することはできず、食パンサイズの割れたガラスの角はゴムを通過し、私の肌も通過した。ゴムの穴から血がにじみでるのが見えたが、幸い、数ミリの傷で済み、唾をつけて作業を続けた。
今は割れたガラスの替えがなく、購入するには1枚20ポンドもするので、何か他の応急処置を考えなければいけない。
グリーンハウスに対するショックは今日はここまでにしようと気持ちを切り替え、草むしりの作業へと移った。冬は土が湿っているので、深くまで根付いた雑草を除去するには、農業用フォークを地面に刺してその湿った土と一緒に掘り起こすのに足腰に負担がかかる。
11月上旬のゴルフを最後に2ヶ月間、季節は冬となり、無職となり、家での生活が多くかなりの運動不足であった私に雑草除去作業は負担だったのだろう。。。農業用フォークを刺して雑草を湿った土と一緒に持ち上げる作業を連続して30分ほど続けた結果、ぎっくり腰となった。
ガラスが手に刺さり、ぎっくり腰になっても、イギリス国内では救急隊員や看護婦のスト真っ最中なので、今、病院のお世話にはなりたくない。救急病院に行けば6時間は待たされる。サラリーマン時代は医療保険に加入できたのですぐにプライベートの病院を紹介してくれたが、無職となった今はイギリスNHS(国民保健サービス)に頼るしかない。
とにかく今は怪我をしてNHSに頼るようなことはしてはいけない。ストで人手不足となっており医療機関での対応は雑になっている。
結局、体を痛めた私だったが、今のところは「何もしない」が対処方法である。
(終)
〜はる〜
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