アラフィフで小学生と中学生の子供を持つサラリーマンが、ロンドンで長年働いた会社からいきなり(当日)の解雇通告を受けてから54日目。(リンク⇨53日目の記事)
無職で通勤ラッシュ時に電車に乗ると気持ちが凹む。
ロンドン市内に用事を済ませるために電車で向かい、座っていると、スーツ姿のオフィスワーカーたちが首都の中心街に向かって足速に電車を降り、寄り道をせず、とにかく前へと進む姿を見る。
同じ人間だが、仕事がある人間と、ない人間のオフィス街では、目的地に向かう気持ちは天国と地獄のよう。
そんなオフィスワーカーたちの通勤も3年前のコロナロックダウン開始以来、在宅ワークが主流になり通勤しない人が増えた。
無職の私にとってはやや朗報。
自宅にいつもいる中年男性は周りから見てもあまり違和感がなくなったのだ。リストラを隠す必要はないが、近所を巡ってリストラされましたと報告する必要もない。ただ、気持ち的に、周りの目が気になる必要も無くなったということだ。
イギリスは2023年、年明け1月3日から電車のスト真っ只中!今日から5日間、首都は機能しない。
2022年に続く物価高騰、生活難による賃金交渉は続き、電車、高速道路、バス、自動車免許、地下鉄、学校、救急隊員、看護婦といった関係者たちが続々と2023年1月のストを予定している。以下、デイリーメールのカレンダーを参考にすると一目でわかる。
ストを決行する労働者たちは賃金交渉ばかりで、そのうち大量解雇の波にさらされる危険はないのだろうか?
働けることに感謝するべきであるのに、実際の現場はそうでもないようだ。働くことは大変であるが、働かないことも精神的に辛い。
(終)
〜はる〜
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