イギリスでとんでもないニュースが飛び込んできた。イギリス大衆誌デイリーメールの記事
(英語)
在宅勤務のGP(General Practitionerの略、かかりつけ医)は、患者の皮膚が画面上で黄色に見えると思ったため、ビデオ通話で臓器不全で亡くなると患者に誤って伝えた
間違って伝えられた患者の気持ちは最悪だったに違いない。
詳細は以下
医者は患者を直接会わずにショッキングとも言える診断した
患者の身内が、治療に関してケアクオリティ委員会に苦情を申し立てた
その後の健康診断で、患者は実際には肝不全ではなかったことがわかった
患者は感染の可能性があるため抗生物質を投与され回復中
実際、患者には肝臓の異常は見られなかったが、胆嚢(たんのう)感染の可能性があり、その後完全に回復した。
このGPは自分の母親のコロナ診断のために、患者と直接相談することができなかったそうだ。
ショックを受けた患者の身内は、救急医療センターに患者を連れて行き、一晩待つこと、超音波検査で肝臓の異常は見られず、胆嚢感染の病歴があるため、看護スタッフは抗生物質を処方することにして帰らせた。そして、結果、回復した。
かかりつけ医によるビデオ電話のみだけの検査、しかも患者の顔色を見ただけで「死」の宣告とはお粗末であった。画像の質や光の当たり具合で顔の色は変わる危険性を加味せずに、間違って「自分の余命はなし」と伝えられた患者の事を思うと心が痛い。どれほどの精神的ダメージを受けたことか。
コロナ社会で、対面を避けてビデオ電話による医者のコンサルテーションが引き起こしたこの事件は関係者を騒がせた。結論は患者一人の命が助かったのでよかったが、もし自分が、ビデオ電話越しに「死」を宣告されたら、ショックから立ち直れないだろう。
〜はる〜
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