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21世紀の先進国であり得ない 鉄道スト

Updated: Oct 7



2022年のイギリスは「今週の天気は?」って気になる感じで「今週の電車のストは?」と気にしなければいけない。


本日、10月5日も全国的な電車のストが行われており、今週末の10月8日(土)に、もう一度ある。


イギリス人は慣れっ子で「はい、またストね」と言った対応で会社に通う人たちはすぐに在宅ワークに切り替える。


賃金交渉を続ける鉄道従業員はいつになったら賃金交渉はうまくいかないとあきらめて、このストを止めるのだろうか?


物価上昇率10%ともいわれるイギリスの生活は、光熱費の40%上昇、スーパーでの出費が20%上昇と、体感でのインフレ率はもっと大きく感じられる。


それに伴って鉄道従業員は8%の賃金値上げを交渉とあるが、これが認められると、イギリス全国の会社で、賃金上昇のない従業員の不満が募り、庶民の抗議活動などが盛んになる危険もある。


スタグフレーション(インフレ、不景気)を解決するには需要の抑制(金融引き締め、利上げ)、省エネ技術の開発(エネルギー価格高騰対策)、労使協調(雇用はしっかりするけど人件費を抑える)、この3つが必要とされる。


今のイギリスはまさにスタグフレーション。しかし、トラス首相の出す政策はイングランド銀行の利上げに反して、減税、光熱費補填用の現金ばら撒きといった需要の抑制は行なっていない。


目の前の現金が欲しいといった鉄道従業員の賃上げ要求はまだ続きそうだが、単なる賃上げがスタグフレーションを克服するかというとそれは疑問である。


我々、鉄道利用者はストの影響を受けて移動を避け(景気後退)、鉄道従業員たちは賃上げ交渉、そして鉄道を止める。この悪循環は、特に今のインフレパニックの時代ではそう簡単には抑えることができない。これが本当に21世紀の先進国で起こるべきことだろうか。


(終)


〜はる〜


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