ブラック・ライブズ・マター(英: Black Lives Matter、略称「BLM」)は、アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動である。(ウィキペディア引用)
最近のBLMに関して思ったことは、実際に私、日本人も(おそらくイギリス人にとってはアジア人というくくりで)ロンドンでいろいろな差別を受けてきた。
しかし、日本人の美徳として声は上げなかった。
そして、日本人は殺されてない。その前に殺される前に日本人として、争いを避けるために引いている。
それでは黒人の人たちはどうかというと、差別問題に声を上げて、そこまでいうから仲良い黒人が殺されたのかと思ったらそういうわけでもない。
現在のSNS社会で生きる人たちは、SNSで受ける情報を信じて行動に出る。
たかだかSNS上での情報と、実際に我々の経験した生で聞く情報を天秤にかけてSNSを取る今の人たちはどうなんだろうか?
「SNS」という可視化と伝達方法の簡易化が、我々に与える影響が大きくなってるので、差別問題、環境問題に敏感になりがちなのは、昔には無かった今の時代の流れである。
SNS情報を重視する今の人は「神より、年寄りより、Googleを信じる」時代だから、実際に体験した我々の声より、まずSNSの情報で判断する。事実、SNSの情報も体験談として真実を語っていることもあるので、あながち嘘とも言えない。
Facebookで募金集めができてしまう時代だから、こういった差別運動や最近流行りの環境問題運動で資金を集めることができ、そういった団体活動がネットを通して過剰に人々のマインドに入り込むのも今の時代のビジネスモデルなのかもしれない。
年齢別でSNS信者を差別する人も多い。「今の若い人は」と言って差別するのにも疑問はある。幅広い年齢層でSNSの恩恵を受けているのは事実であり、年齢で差別することはもう必要なくなってきている。それだけSNSとは離れることができない時代になってきているのである。
我々がSNSに対してどう向き合うかを考えている時間はもう過ぎてしまった。これからは自分でどの情報を受け入れて、それを人にどう伝えていくか判断できる能力を身につける時間が必要とされている。
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