先日、ウクライナから避難してきた家族とランチを過ごしたが、ロンドンにきて2ヶ月がたち、子供の教育も含め、今後イギリスでの生活をどうするか悩んでいるようだった。
特に小学生の子供にとっては1日1日が新しいことの発見で、この時期に人にも会わず教育を受けないと将来のキャッチアップが難しくなる。
そんな大切な時期に、自分の国では戦争が起き、国を出なければいけない心境は我々では想像もつかない。
ウクライナ人の母親は、すぐにでも戦争が終わってウクライナに帰って、元の生活に戻り、子供を自国の学校に送りたいと考えている。
しかし、ロシアはウクライナの部分的侵略でこの戦争を長引かせるようにも思える作戦に出ている。
そうなると一旦は収まったであろうと思われるロシアからの攻撃も、ウクライナ国内にいる限りいつ再開するかわらからない。
そんな状況で国に戻って安心して子供を学校に送り込むことなどできない。
ウクライナ人の母親は自分の子供がイギリスの学校でいじめられないかと心配しているが、今は、その心配より、子供が教育の時間を失う精神的被害を考慮して、すぐにでも子供をイギリスの学校に送り込むべきだと伝えた。
ウクライナ人の子供に聞くと、自分でも2年ぐらいは帰れないと(小学生でここまで認識しているのに驚いた)言い切っていたので、イギリスの学校に行く覚悟ができているようだ。あとは母親の心配を払拭してあげて我々が背中を押してあげるだけである。
他国で強く戦う子供の姿を見て感動した。
〜はる〜
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