まずは今週の天気予報を紹介。
Weatherpro App より
１０年前ぐらいまでは３０度を超える日が６、７、８月で４日もあれば暑いというイメージだったロンドンだが、今年はすでに３０度を超える日が２日あり、今週末から来週にかけては３５度に達する日が続くといわれいる。
イギリスの過去最高の気温は２０１９年７月２５日に記録された３８.７度だが、それに迫る勢いの熱波が到来する。今のところ予報をみると３６度と表示されているが、局地的な直射日光地では４３度になる可能性もあるといわれている。
（ニュース英語版）
日本の北海道より北に位置するイギリスは夏でも１５ー２５度と過ごしやすい気候が特徴であり、蒸し暑くない。クーラーというものはほぼ存在しないに等しく、会社、商業施設のビル内や、一部最新型の電車などで使用される程度である。
一時的な熱波を解消しようと売れているのが扇風機。試しに販売元のウェブサイトに入ってみると£３５０ー５００（５万ー８万円程度）の扇風機が軒並み売り切れ。扇風機のイメージは£２０ー３０（３千円ー５千円程度）だと思っていたら、それは昭和の時代だけの話であって大間違いだった。
クーラーを取り付けるには£１０００以上と多額な費用がかかるが、手っ取り早い暑さ対象方として、扇風機に£３５０程度を支払うのは苦にならないのだろう。
我が家は、クーラーというものはもちろんなく、扇風機もない。辛うじて、近くの森から流れてくる涼しい風が暑さを凌いでくれる。納屋から子供用の膨らますプールを引っ張り出して水を溜め、庭でそこに浸かって体を冷やしてビールをいただいている。
コロナ第５波と熱波、夏休みが同時に到来。お出かけが多くなる時期、熱中症、コロナにお気をつけていただきたい。
（終）
〜はる〜
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