
ソウル・梨泰院(イテウォン)で起きた大事故 (デイリーメール記事英語版)で亡くなった方々、そしてまだ、怪我で生死と戦っている方々、その親族の方々の気持ちを思うと本当に心苦しい。
惨事が発生した現場は、地下鉄駅出口横に建つホテル脇の路地。幅2メートルほどと狭く、なだらかな下り坂が数十メートル続く。
コロナ規制明けの初のハロウィンパーティーでの悲劇。人々のエネルギーが溜まっていたところに爆発的に人が集まって起きた惨事だと思われる。
ハロウィンに何か不思議な力があるのかはわからないが、人は仮装したり、お面を被ったりすると、自分の人格を失うことがある。自分を自分とは思わなくなる。
大勢の人がハロウィンで仮装をしていると、そこには無法までとはいかないが、通常の人が歩いている時とは違う雰囲気に包まれる。
特に若い20代の世代が多かったと言われる今回の事故。
あまりにも狭い脇道に人が集まり、倒れ出した人たちを踏むことを避けることもできないぐらい身動きが取れずその人々の塊は前進を続ける。
押し寄せる人の波を避けることができず踏まれ続けた方々の様子を想像すると言葉が出ない。
昨晩、仮装をした人たちが異常な行動をすることはここロンドンでも起きていた。
ハロウィン週末のロンドンでは仮装パーティーのイベントが繰り広げられて、電車の中は仮装した酔っぱらいたちが大騒ぎ。
ある人は出発する電車の閉まるドアを押さえて友人を待とうと電車の出発を2分程度遮っていた。
ある中年女性は走り出している逃した電車を追いかけながら、窓を叩き「私の電車!」と叫んでいた。
仮装した人間たちの行動がおかしくなっていた。
ハロウィンに秘められた不思議な力は、仮装により自分を隠す人間が人格を変えて外に出てくることで起きているのだろう。
(終)
〜はる〜
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