世界的エネルギー価格高騰で各家庭のガス・電気料金値上げが気になるところだが、実際思っている節約でどのくらい節約できるのかデイリーメールの記事を参考に検証してみた。
結論からいうと
電球をLEDに交換し、シャワーを2分間遮断すると、最もエネルギーを節約できる
低温で洗濯機を回すことは長期的にはより多くの費用がかかる可能性がある
スロークッカーに切り替えると電気オーブンよりも年間3分の2の費用がかかる可能性がある
家庭電化製品
スタンドバイの電源をつけっぱなしとそうでない時とで年間節約できる額は以下の通り
ゲーム機器 £25(約4000円)
電子レンジ £16(約2560円)
洗濯機 £5 (約800円)
プリンター £4(約640円)
テレビ £0.45(約72円)
テレビの電源はつけっぱなしという家庭が多いと思うが、あまり高額にはならないので気にしなくて良さそうだ。
しかし、ゲームのスタンバイの電源は消す価値はありそうだ。
食器洗浄機を使うか迷うところだが、エコ設定でかかる年間コストは£37(約5920)で、それほどかからないので、衛生面や食器洗いの手間を考えると、食器洗浄機を利用した方が良さそうだ。
電球
白熱電球の値段の10〜20倍と言われるLEDだが、電気代は白熱球の8分の1、そして寿命も40,000時間で10〜40倍となる。
ちなみにLEDを24時間使い続けるのと12時間使い続けるのでは2ペンス(約3円)しか変わらず、1年間でも£6(約960円)しか変わらないのである。
もし24時間、1年中、白熱電球の電気をつけ続けると£64(約10,240円)かかり、1時間消すことに節約できる料金はたった£1.5(約240円)である。
よって家の電気を消すことを心がけていてもそれほど節約はできないのである。
しかし白熱球からLEDに交換することでは多少の節約になるのでこちらを参考にしたい。
白熱電球をLEDに交換して1日2時間程度使用した場合の年間節約金額
100ワット £13(約2080円)
75ワット £8(約1280円)
60ワット £6(約960円)
40ワット £4(約640円)
100ワットの部屋が4部屋あれば、毎日2時間使用しただけで、白熱電球とLEDの差は£52(約8320円)となり、LEDを活用しない理由がない。
ケトル
ティーカップ一杯の235mlの水を沸騰させるのに45秒必要な3kwケトルがかかる電気代は1分で1ペンス(1.6円)なので、45秒を365日で£2.74(約438円)かかる。
しかし、大量の水を沸かすのは費用がかかる。例えば1.7リットル入るケトルを沸かすのには4分間で、4ペンスかかる。
もし2人が1日3杯飲む時、毎回フルのケトルを沸かすと£88(約14080円)かかるが、45秒を1日6回、年間で£22(3520円)となる。
ケトルは飲む量だけを毎回沸かす方が良い。
洗濯機の水温
洗濯機の水温設定を40度にする過程が多い。そして、節約するために30度に下げようとしがちだが、これが洗濯機に悪影響を与える可能性があるという。
高水温により洗濯機内を洗浄する効果があり、故障の可能性やメンテナンスを考慮して40度を維持するのが賢明だ。
シャワー
一回のシャワーで6リットルの水を使い、1分間お湯にするのに1リットル1ペンス(約1.6円)が平均的だ。もし10分間シャワーを浴びると60ペンス(約96円)かかる。
もし8分間にシャワーの時間を減らすと、かかる費用は48ペンス(約77円)で、年間£43(約6880円)の節約となり、4人いれば£172(約27520円)の節約となり、2分間シャワーの時間を減らすのは効果的に思える。
水量調節ができるシャワーも年間で£120(約19200円)節約できると言われているのでこちらも活用してみたい。
〜はる〜
ブログ村ランキングにも参加しているのでぜひ一番下のわんこたんも応援クリックよろしくお願いします。
Comments