幸せを与えてくれる、いつも一緒にいてくれるといった理由で人気のあるペットが、犬。コロナパンデミックで犬を飼い始める人口が増えたが、その結果もたらした事件が起きた。
飼い主が旅行に出かける時、一緒に連れて行けない人はケンネル(犬の預かり所)にお金を払って1週間、2週間と犬を預ける。
今回はそのケンネルで起きた事件が紹介されていた⬇︎
(デイリーメール英語版)
旅行から帰ってきた飼い主が自分の犬を迎えに行くと、そこにはやせ細って肋骨が剥き出しになった自分の犬がいたそうだ。それに不満を持った飼い主が、お金の一部返金を求めて、犬を管理している檻の状態を動画に撮ろうと携帯電話で撮影を始めると、店のスタッフに止められて乱闘が勃発したようだ。
この飼い主はケンネルに犬を預けた経験がなく、犬も初めて飼い主から離れて檻の中で生活して、人間とのスキンシップが減りストレスを抱え、食事もあまりできなかったらしい。いきなり11日間も飼い主に会わなかったので急激すぎた。策としては一度2、3日預けてみるとか、ケンネルでの生活を慣れさせるべきだったとの指摘もある。
飼い主のケンネルでの初体験がもたらした事件となった。
結局、犬の檻の前で乱闘になった人間同士を犬が眺めながら、人間は髪を引っ張り合い、その髪がもぎ抜かれるという最悪な結果となってしまった。
イギリスのペット事情
イギリスではどのくらいの世帯がペットを飼っているのかというと、2022年時点で約2800万世帯あり、その59%(約1600万世帯)がペットを所有していて、つまり少なくても2軒に1軒ペットがいる状態である。
イギリスに存在する犬のペットの数は現在1200万匹(猫も同様)と言われており、過去10年で500万匹増えているそうだ。ちなみに人口も過去10年で500万人増えているが、増加率でいうと犬は80%増、人口は7%増だ。
ペットにかかる費用は2022年は約80億ポンドで2010年の40億ポンドの2倍となっている。世帯平均で計算すると年間500ポンド。加えて獣医の費用が全体で40億ポンドなので年間250ポンド、計平均750ポンドが、各世帯の年間のペット費用となる。
人間を癒してくれるペットにはお金がかかるし、人間からの愛情がなければペットも病気で苦しむ。かわいそうなことをさせたくないと心に決めてペットを飼わない人もいる。
今回のケンネルでの人間同士のドッグファイトは、犬への愛情、お金が絡んでの人間の行動であった。ペットを飼うのは大変なことである。ケンネルから脱出して飼い主の元に戻った犬が元気になってくれることだけを願う。
今回のデータは以下を参考
〜はる〜
(終)
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